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少年野球 2019年10月の話題

秋季野球大会 各地で熱戦

我孫子

我孫子 布佐24年ぶり優勝
昨年の覇者破り春秋連覇

 第44回我孫子市少年野球秋季大会(朝日新聞社など後援)は9月15日、同市少年野球場で決勝があった。布佐スパイダースが昨年の覇者リトルイーグルスを4―2で破り、24年ぶり2度目の優勝を果たした。3位はリトルキングだった。布佐は葛南代表として、11月3日からの第35回少年野球千葉県選手権大会(ろうきん旗争奪)に出場する。

▽決勝

リトルイーグルス0-0-0-0-0-2-02
布佐スパイダース0-2-1-0-1-0-X4



 春季大会優勝の布佐がリトルイーグルスの終盤の反撃をしのぎ、春秋連覇を成し遂げた。二回、2死から四球と安打でチャンスをつかみ、吉井天星君が右前2点適時打。三、五回の得点機にもタイムリーが出てリードを広げた。
 先発の左腕、井上奏吾君は五回まで1安打投球。六回に内野守備が乱れて2点を許したが、落ち着いて後続を打ち取った。
 「まだ点差があったので、あわてずに投げた」と井上君。「今日はコントロールがよく、打たせて取るピッチングができた。県大会でも勝利に貢献したい」。7回を投げ切り被安打3、自責点0の好投で最優秀選手に選ばれた。
 布佐は、8月の第49回千葉県少年野球大会(千葉日報旗)に葛南代表で出場した。大河原大助監督は「2回戦で敗れたが、いい経験になった。ろうきん旗では最低2勝はしたい」と意気込む。

松戸

松戸 常盤平2年ぶり優勝
ライバル野菊野に完勝

 第44回松戸市少年軟式野球連盟秋季大会は9月8日、同市の紙敷球場で決勝があり、常盤平ボーイズが野菊野ファイターズを8―0で破り、2年ぶり6度目の優勝を果たした。常盤平は第35回ろうきん旗争奪県大会に東葛代表として出場する。

▽決勝

野菊野ファイターズ0-0-0-0-0-0-00
常盤平ボーイズ2-0-5-0-1-0-X8


 常盤平が9安打で8得点。効率的な攻撃で快勝した。初回、先頭打者の荒野洸飛君の二塁打などで1死一、二塁とし、青山竜太君の先制適時打とボークで2点を先取。三回には得能佑経君と薮崎海翔君の適時三塁打などで大量5点を奪い、試合を決めた。
 先発の青山君は4回無失点。5安打を許したが、要所を締めた。2番手の吉原凛太郎君も好投。七回2死後に連続四球を出したところで青山君が再登板し、2投手で完封した。
 常盤平の銭谷直樹監督は、今年度の代表チームを送り出すと、約10年間の指導者生活に別れを告げる。最後の県大会となるろうきん旗へ向け、「6年生にとっては集大成の大会。全日本学童、千葉日報旗と初戦敗退が続いたので、借りを返しに行きたい」と力こぶ。主将の得能君は「得点力不足が原因で負けることが多かったので、打線と声のつながりをテーマに今大会に臨んだ。欲しい場面で点が取れた」と笑顔で話した。

柏

柏 豊上ジュニアーズ「兄弟対決」
5年生チームが逆転V

  第45回柏市少年野球秋季大会(千葉ロッテマリーンズ柏後援会旗争奪)は9月29日、同市の柏ビレッジで決勝があった。豊上ジュニアーズと同チームの5年生で編成した豊上ヤングジュニアーズが対戦し、5年生チームが5―3で逆転勝ちした。決勝で「兄弟」チームが対決したのも、5年生チームが優勝したのも初めてという。3位は四小地区少年野球クラブだった。

▽決勝

豊上ヤングジュニアーズ0-0-0-1-0-45
豊上ジュニアーズ2-0-0-0-1-03


 8月の全日本学童軟式野球大会で3位に入った代表チームに、5年生チームがどこまで食い下がれるか。そんな戦前の予想を覆し、5年生チームが逆転勝ちで頂点に立った。
 五回裏まで代表チームが2点をリード。このまま押し切るかに思われた六回に5年生チームが粘りを見せた。先頭の田島維力君、米山創君が連続安打、藤川倖生君の四球で無死満塁とし、打席には荒井優聖君。代表チームで不動の4番を務めた左打ちの強打者だ。
 代表チームのベンチが動いた。五回から2番手で登板した田中空良君に代えて、先発投手の金子昂永君を再びマウンドへ。
 「外角低めが苦手なことを知っているから、そこを攻めてくるはず」。荒井君の読みが的中した。金子君が投じた3球目。外角寄りの球を左中間へ運び、2人が生還して同点とした。なおも二、三塁から渡辺大輝君の投ゴロで勝ち越し。さらに長井大弥君の右前適時打で1点を加えた。
 代表チームを全国3位に導き、今秋から5年生チームを指揮する高野範哉監督の視線は、来年の全国大会をとらえている。「野球が大好きな『野球小僧』たちと一緒に、日本一をめざしたい」

日本ハム旗も制覇
 豊上は、第21回関東学童軟式野球秋季千葉県大会(日本ハム旗)に出場。10月14日の決勝で、リトルイーグルス(葛南)との東葛対決を制して優勝した。

流山

流山 流山ホークス優勝
市内3大会制覇

 第86回流山市少年野球大会(秋季大会)は9月21日、同市運動公園球場で決勝があり、流山ホークスが東深井ボーイズを8―0で破り、2年連続6度目の優勝を果たした。ホークスは今年度の市内3大会をすべて制覇した。ホークスは、ろうきん旗争奪大会に出場する。

▽決勝

東深井ボーイズ0-0-0-0-0-0-00
流山ホークス3-0-2-0-3-0-X8


 ホークス竹内束颯君が投打に大活躍した。先発した竹内君は、4イニングを無失点に抑え、4番打者として打席に立てば4打数3安打2本塁打3打点とチームの勝利に貢献。
 試合は初回、ホークスが守備からリズムを作った。ボーイズの先頭、中村大輝君に二塁打を許した後、無死二、三塁のピンチを迎えるも、竹内君の力強い速球とバックの好守備で得点を許さなかった。2ホーマーを放った竹内君は「初回の守備の良いリズムから攻撃に移れたので、自分のタイミングで打つことができました」と喜んだ。ホークス主将の蔵田浬君は「毎試合ワクワクした大会でした」と大会を振り返った。倉持豊監督に代わって指揮を執った牧野貴之コーチは「非常にプレッシャーのかかる試合の中、勝利できうれしい」「大会を通して、技術、声出しなど選手の成長を感じることができた」と選手をたたえた。ホークスナインの目標は、「ろうきん旗争奪大会でベスト4」だ。

野田

野田 南部ルーキーズ
接戦制し悲願の優勝

  第38回野田市少年野球秋季大会は9月15日、関宿少年野球場で決勝があり、南部ルーキーズが清水タイガースAに4-3で接戦を制し、市内最後の大会を優勝で締めくくった。大会には市内15チームが参加し、トーナメントで争った。
▽決勝

清水タイガースA1-0-0-0-2-03
南部ルーキーズ0-0-3-1-0-X4


 決勝は、準決勝で四回に一挙5得点の猛攻で勝ち上がった南部ルーキーズと大会2試合ともに二桁得点無失点で勝利した打線好調の清水タイガースの対戦。この代では新人戦から4大会連続で決勝同カードとなる。南部は清水の厚い壁に阻まれ準優勝が定位置。最後の市民大会で雪辱を果たせるかに注目が集まった。
 試合は清水が一回表、4番上野恭太郎君のタイムリーで先制するも三回、2死二塁から南部のクリーンナップ平井善君、奥井雄琉君、茂木一翔君が甘い球を見逃さず3連続ヒットで猛攻をしかけ3得点し逆転。四回にも1点を加え南部がリードを広げた。清水も粘りを見せ五回表に南部のミスを突き2点を返し、1点差に迫るも六回の南部攻撃時に試合制限時間になりゲームセット。南部が優勝旗を手にした。
 南部ルーキーズの海野陽平監督は「いいところで1本出て最後まで守れた。この結果は素直にうれしい。子どもたちのおかげだ」と選手たちに感謝した。主将の廣崎芯君は「すごくうれしい。チームが一丸となって声をかけ合って勝てました」と常勝清水を接戦で破ったチームの団結力に胸を張った。

鎌ヶ谷

鎌ケ谷 鎌ケ谷スラッガーズ
中部ユニオンズを打ち崩す

 第91回鎌ケ谷市民少年野球秋季大会の決勝が9月21日、福太郎球場であり、鎌ケ谷スラッガーズが中部ユニオンズAを10―2の大差で下し、秋季大会の頂点に立った。3位決定戦はシーダーズが道野辺ドリームズに7―3で勝利した。スラッガーズは、ろうきん旗争奪大会に出場する。
▽決勝

中部ユニオンズA0-2-0-0-02
鎌ケ谷スラッガーズ3-2-0-3-2X10


 スラッガーズは初回にユニオンズの先発エース後藤蒼空君の立ち上がりを捉え3点、二回裏に2死二塁からチャンスに3番田中大夢君のタイムリーなどで2得点した。四回にも浅野航哉君がランニングホームランを放つなど攻撃の手を緩めずさらに3点を追加し、五回には2点を奪い、計10点を重ねユニオンズを打ち崩し、大差での勝利。ユニオンズは、二回に2点を奪うも打線が繋がらなかった。
 試合後、鎌ケ谷スラッガーズの田中真澄監督は「このメンバーになってから守備より打撃練習に比重を置いてきた。何よりも子どもたちが自分の役割を理解できるようになったのがうれしい」とチームの成長に目を細めた。チームを牽引した主将の田中君は「みんなで声を出し一人ひとりチームのためにやっていた。11月の県大会ではまずは1勝するのが目標です」と残り少ないこのチームでの試合に悔いを残さないと誓った。

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