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少年少女スポーツ 1月新春号の話題

2014年朝日スポーツキッズが選んだベストアスリート5

わが街から全国に羽ばたいた小中学生アスリートたちの素晴らしい活躍を称え、記念のメダルを贈呈。




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全国少年少女レスリング選手権大会4年生女子26㎏級制す

池田 陽さん
リバーサル 所属
柏市立松葉第二小学校4年

 昨夏、「第31回全国少年少女レスリング選手権大会」が国立代々木競技場第一体育館で開催され、柏市立松葉第二小4年の池田陽さん(リバーサル所属)が小学生の部4年生女子26㎏級で優勝した。
 池田さんは、年長の頃、両親に「やってみれば」と勧められ、チャレンジしてみたところ楽しかったのをきっかけに柔術を始め、そのタックルの技術を磨くためにレスリングを始めたという。柔術も全国大会で優勝するほどの活躍ぶり。
 マラソンなどの自主トレをはじめ、所属クラブのコーチから食事の栄養管理指導も受けて、体作りと技術鍛錬に励んでいる。
 全国大会では、今まで勝利することができなかった選手を相手に、準決勝、決勝の激闘を制し、優勝することができた。池田さんは「大会前は少し怖かったけど、『絶対に勝ってやる』という気持ちで試合に臨めました」「今まで優勝した大会で、一番うれしかった」と笑顔で応えてくれた。
 今年は全国大会連覇に挑む池田さん。将来の夢は「オリンピックに出場し金メダルを獲りたい」と意欲満々だ。「将来、お医者さんにもなりたい」と目を輝かせる池田さんの今後の活躍に期待が高まる。


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全国中学校体操大会男子種目別 鉄棒で優勝

杉本 海誉斗くん
松戸市立松戸第四中学校 3年

  昨夏、愛媛県松山市で開催された「第45回全国中学校体操競技選手権大会」の男子種目別鉄棒で、松戸市立松戸第四中学校3年の杉本海誉斗くんが優勝した。
 体操を始めたのは小学1年の時。習っていた水泳がいやで体操に移り、新しい技ができた時のうれしさでのめりこんでいった。
 全国大会では「体操は着地一歩でメダルの色が変わってしまうので、技のきれいさを意識した」と力強く語る。
 普段は鉄棒のほかに、床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒と盛りだくさんの練習内容。全種目に取り組んでいる。試合前は胃もたれ防止に揚げ物を控える、手に装着するプロテクターにもこだわるなど、きめ細やかな調整にも余念がない。
 同大会のほかにも平行棒で優勝した全日本ジュニア選手権が印象に残っているという杉本くんの今後の抱負は「高校1年からしっかりレギュラーをとって、最初の試合で良い成績を残したい」と実に頼もしい。ミスなく、進化し続ける技にも注目したい。


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全国少年少女レスリング選手権大会3年生+42㎏級で優勝

金澤 空大くん
柏レスリングクラブ 所属
柏市立中原小学校 3年

 昨夏、代々木第一体育館で行われた「第31回全国少年少女レスリング選手権大会」小学生の部3年生+42㎏級で優勝した、柏市立中原小3年の金澤空大くん。
 お父さんに誘われて3歳の頃からレスリングを始めて6年目。普段は柏レスリングクラブで練習している。「勝つと気持ちがいい! 負けると泣くほど悔しい!」という負けず嫌い。練習中も自らすすんで高学年に向かうという。
 得意技は投げ。この大会で、昨年対戦して負けた相手に10対0で勝てた。確実に自分の力が付いてきていることを実感したと自信の程を示し、「高学年とたくさん練習したからかな?」と勝因を分析。特に練習の方法にこだわりはないというが、現在の階級は体が大きい人が多いので「もう少し体重を落としたクラスで勝ちに行きたい」と秘密を教えてくれた。
 「レスリングはずっと続けます。ことしも絶対優勝したい」と穏やかな笑顔でハキハキと答えてくれた金澤くんに、将来大物の片鱗を見た。


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Jr.オリンピック陸上競技大会走幅跳で頂点に

本田 隼二郎くん
流山市立東部中学校 1年

 昨秋、日産スタジアムで開催された「第45回ジュニアオリンピック陸上競技大会」走幅跳で堂々の優勝を果たした流山市立東部中学校1年の本田隼二郎くん。中学総体千葉県大会1年の部でも優勝し頂点にたった。
 陸上との出会いは、小学4年の部活の時。5年になり走幅跳の種目を選んだ。「記録が伸びていく所が好き」と本田くん。
 全国大会に出場して「うれしかった。スタジアムの大きさが違い、緊張しましたが自信になった」と振り返る。 
 県で1、2を争う同種目のライバルが同じ学校にいるので練習も切磋琢磨の日々。追われる立場になり、抜かれないように短時間で集中して練習に励み、練習後の整理体操や入浴後のストレッチなど体のケアも怠らない。
 今後の目標は、「ジュニアオリンピック2連覇」と意欲満々だ。


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全国中学生相撲大会無差別級で優勝

手計 富士紀くん
柏市相撲少年団 所属
柏市立松葉中学校 3年

 昨夏、両国国技館で開催された「第25回全国都道府県中学生相撲選手権大会」の無差別級で、柏市立松葉中3年の手計富士紀くんが見事、優勝した。
 手計くんが相撲を始めたのは、年長組の終わり頃。地域の相撲大会に参加したのがきっかけという。その大会では、3回戦で負けてしまい父親に「もう1回チャレンジして、がんばろう」と勧められ、柏市相撲少年団に入団した。
 小学生時代は全国でも名を馳せた手計くんだったが、中学に上がると思うような成績が残せないでいた。成績不振で辞めようと思ったこともあり、「ずっと続けてきたのだからがんばろう」と自分に言い聞かせ、自主トレに励んだという。その努力が成果としてあらわれたのが、全国優勝を飾った同大会の決勝。相手に押し込まれる場面もあったが、巻き返しを見せ上手投げで勝利した。努力が実った大一番となった。
 今春、高校に上がる手計くんは「高校での練習についていって、自力を高めたい」と抱負を掲げた。次の目標は「インターハイ優勝を目指します」ときっぱり。さらなる日本一を目指す。柏から名力士誕生に期待が膨らむ。


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2016リオデジャネイロ五輪へ期待の星

平井兄弟

平井兄弟にメダル獲得の夢膨らむ!

 昨夏行われた「第12回パンパシフィック水泳選手権」の日本代表に選出され、世界と戦った我孫子市出身の平井康翔(やすなり)選手(現在は柏市在住)と、弟彬嗣(あやつぐ)選手。兄の康翔選手はオープンウオータースイミングで6位入賞。弟の彬嗣選手は、1500m、800m、400m自由形に出場し、800mで8位と大健闘。2016年に行われるリオデジャネイロ五輪で平井兄弟のメダル奪取に期待が高まっている。
 兄の康翔選手は、海や川、湖など自然の中で行われる長距離競技「泳ぐ総合格闘技」とも言われるオープンウオータースイミングの第一人者で、ロンドン五輪に初の日本代表として出場した。ファッションやストリートカルチャーをこよなく愛し、「大きな大会で勝利することは自己顕示として大きな手助けとなる」と語る。「東京でオープンウオータースイミングの大きな大会を開催したい」と夢を語り、五輪でメダルを獲ることは、その先のさらなる大きな目標のためと考えているほど、行動的で魅力あふれるアスリートだ。
 弟の彬嗣選手は、昨年バルセロナで行われた「2013年世界水泳選手権」で日本代表として初めて世界の舞台を踏み、果敢に体の大きな外国人選手に立ち向かった。13年は「経験」、14年は「変化」と毎年目標を定め、リオ五輪への代表選出はもちろん、メダル獲得を狙い猛練習の日々だ。キッズスイマーたちへは「周りの支えてくれる人たちに感謝の気持ちを忘れず、水泳が当たり前にできると思わずに取り組んで欲しい」とエールを送ってくれた。
 柏、我孫子からオリンピック兄弟メダリスト誕生に夢が膨らむ。平井兄弟の今後の活躍に注目だ。


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