柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル「われら太陽王」
延長を制してACL本戦へ
吉田監督初陣飾る
ACL本戦への出場権をかけたプレーオフが2月17日(火)、日立柏サッカー場で行われ、柏レイソルがチョンブリFC(タイ)を延長戦の末、3―2で下し、2年ぶり3度目のアジア頂点への道を切り拓いた。
試合はレイソルが終始ボールを支配。前半8分、レイソルMF大谷秀和のシュートを相手GKが弾き、こぼれ球をMF武富孝介が押し込み先制したが、直後、チョンブリにカウンターを仕掛けられ、あっという間に同点。レイソルは再三、決定機を迎えるも追加点を決めることができない。
後半13分、レイソルはPKを獲得。FWレアンドロが落ち着いて決め、チョンブリを突き放すも、後半20分、またしても一瞬の隙を突かれ同点ゴールを許してしまう。
その後も幾度となく相手ゴールを狙うレイソルだが、チョンブリのゴールネットを揺らすことができずに延長戦へ突入。
延長後半10分、途中交代で出場したMF太田徹郎のCKをレアンドロが豪快にヘッドで合わせ、値千金の決勝点で辛くもACL本戦出場を手繰り寄せた。
試合後、公式戦の初陣を勝利で飾った吉田達磨監督は「我々の初めてのゲームで、勝って反省できて、次に進めることについて、とても意味のあるゲームだったと思います」とホッとした表情を浮かべた。2得点を挙げたレアンドロは「1点決めて落ち着けばよかったが、すぐ失点して、繰り返されてしまった。初めての試合ということもあり、この勝利は大きかったと思う。ゴール前で落ち着いて蹴ることができれば、もっと決められたのに、そこを今日は他の選手も含めて焦ってしまった」とシーズン初戦の難しさをにじませた。
ACL本戦進出を決めたレイソルは、1次リーググループEで、全北現代モータース(韓国)、山東魯能(中国)、ビン･ズオン(ベトナム)と戦う。
Jリーグは、3月7日㈯開幕だ。新生太陽王が優勝奪還と、いま再び柏から世界へ挑む。がんばれ! 柏レイソル。
ホーム号外もお楽しみに!
朝日スポーツキッズでは、ホーム日立台限定で速報号外を発行。試合後、約8分の速さで発行される号外は、レイソルロード中ほどにあるASA(朝日新聞販売所)柏中央で配布される。今季も3月13日(金)の仙台戦より始動。お楽しみに(Jリーグのみで対応予定)。
試合結果（2月25日現在）
▼ＡＣＬプレーオフ
2月17日
◯ 3―2
チョンブリＦ Ｃ（タイ）
▼ＡＣＬグループＥ
2月24日
△ 0―0
全北現代モータース（韓国）
今後のホーム試合日程
○J1 第2節
・3月13日㈮ (19時 日立柏)
ベガルタ仙台 戦
○ACLグループE
・3月3日(火) (19時 日立柏)
ビン・ズオン(ベトナム) 戦
・3月17日(火)(19時 日立柏)
山東魯能(中国) 戦
2014柏レイソル速報号外集
ヴィトーリア貫徹。
アジアへの扉、いま再び。
朝日れすか編集室で発行する子どもスポーツ新聞「朝日スポーツキッズ」では、2006年からホーム日立台限定で速報号外を発行。試合後、約8分の速さで勝敗に関係なく毎回発行される号外は、レイソルロード中ほどにあるASA(朝日新聞販売所)柏中央で配布され、駅へと帰路に就くサポーターに好評だ。
昨季は、5年半にわたって柏レイソルを率いた名将ネルシーニョ監督のラストシーズンとなった。J2、J1優勝、天皇杯、ナビスコ杯、スルガ銀行チャンピオンシップ王者と毎年タイトルを獲得。一貫して掲げたスローガン「VITORIA(勝利)」の精神が選手たちに根付いた。その集大成となった昨季のホーム17試合の号外と、各試合の迫力ある写真をふんだんに盛り込み、17勝8敗9分の記録や順位表、先発メンバーなど選手名も記録。あの日の感動が甦るサポーター必携完全保存版だ。
今季、吉田達磨新監督は、新スローガン「MORE(さらに、もっと)」を打ち出し2月17日㈫のACLプレーオフから始動。3月7日㈯、いよいよJ1リーグが開幕する。
柏レイソルの試合情報は、毎月30日(2月は28日)発行の朝日スポーツキッズ「われら太陽王」のコーナーで詳しく紹介。今季もお楽しみに!
オールカラー38頁 1冊800円
2014速報号外集はA4判オールカラー38ページで、1冊800円。限定1000部、発売中。
ご予約、お求めは、お近くのASAまたは、☎04(7143)4021 朝日れすか編集室へ。
E-mail : info@resuka.co.jp
