柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル「われら太陽王」
レイソル3試合ぶりの白星!
井原福岡に勝利
上位浮上を狙う柏レイソルは、5月21日（土）、Jリーグ第13節、井原正巳監督率いるアビスパ福岡をホーム日立台に迎え、3―2で競り勝った。
「前半はペースを握って今季一番」と下平監督が話すように、早いパス回しで福岡を圧倒したレイソル。前半6分、MF武富が先制ゴールを挙げた。後半11分、14分、福岡に連続失点で逆転を許したレイソルだったが、怒涛の反撃を開始。同35分、FWディエゴオリベイラのゴールで同点に追いつくと、同41分にMF伊東のクロスを「右サイドが突破することを信じて飛び込んだ」というDF輪湖が頭で合わせて勝ち越しゴールを決めた。ホームで粘りを見せ、3試合ぶりの白星を獲得した太陽戦士たちに、サポーターたちは熱狂した。試合後、下平監督は「カウンターから失点してしまって、そこからチームが少しバタついたのは、まだ幼いところだと思う。逆転できたのは、サポーターの力、後押しのおかげです」と感謝。勝ち越しゴールを決めた輪湖直樹選手は「少し前まで怪我で試合に出ていない時もあったし、ベンチで見ている時もあった。ベンチの選手ともよろこびたくて駆け寄った」とチームの結束力を語った。
下平隆宏監督が率いてからリーグ戦6勝3分1敗、5位(5月21日現在)と大健闘。さらに上位を虎視眈々と狙っている。
日立台から復興願う!
柏で熱く!
ロアッソ熊本ホーム戦
J2ロアッソ熊本は熊本地震の影響でホームスタジアム(うまかな・よかなスタジアム)の利用が困難なため、地震後初めてのホーム戦を5月22日（日）、日立柏サッカー場で代替開催した。ロアッソサポーターをはじめ、レイソルサポーターら柏近隣から多くの人がスタジアムに駆けつけ、熊本を応援。レイソルスタッフや、ボランティアも運営に協力した。
「熊本とともに。～熊本地震復興支援マッチ～」と題して行われた水戸ホーリーホック戦のこの日は、日立台が赤色に染まった。試合は、0―1で惜しくも敗退したが、被災地熊本に暮らす人たちに勇気を届ける熱いプレーを見せ、試合後は熊本コールがスタジアムに大きく響いた。
当日はスタジアム内や周辺で様々な復興支援イベントが行われた。タレントのスピードワゴン小沢一敬さんと、フルーツポンチの村上健志さんらがくまモンと一緒に特別ブースで募金を呼びかけ、大人気サッカー漫画「キャプテン翼」作者の高橋陽一先生と、「GIANT KILLING」作者のツジトモ先生が、募金者一人ひとりにサインと登場キャラクターを丁寧に描いたチャリティイベントを展開。長蛇の列ができた。キックオフ前には熊本県出身の歌手・水前寺清子さんが「三百六十五歩のマーチ」を観客とともに熱唱し、熊本へパワーを送った。
レイソル号外を配布しているASA柏中央店では、急きょ、熊本戦応援の号外を配布。両チームのサポーターに喜ばれ、募金箱にも4万4690円の寄付が寄せられた。
2014柏レイソル速報号外集
ヴィトーリア貫徹。
アジアへの扉、いま再び。
朝日れすか編集室で発行する子どもスポーツ新聞「朝日スポーツキッズ」では、2006年からホーム日立台限定で速報号外を発行。試合後、約8分の速さで勝敗に関係なく毎回発行される号外は、レイソルロード中ほどにあるASA(朝日新聞販売所)柏中央で配布され、駅へと帰路に就くサポーターに好評だ。
昨季は、5年半にわたって柏レイソルを率いた名将ネルシーニョ監督のラストシーズンとなった。J2、J1優勝、天皇杯、ナビスコ杯、スルガ銀行チャンピオンシップ王者と毎年タイトルを獲得。一貫して掲げたスローガン「VITORIA(勝利)」の精神が選手たちに根付いた。その集大成となった昨季のホーム17試合の号外と、各試合の迫力ある写真をふんだんに盛り込み、17勝8敗9分の記録や順位表、先発メンバーなど選手名も記録。あの日の感動が甦るサポーター必携完全保存版だ。
今季、吉田達磨新監督は、新スローガン「MORE(さらに、もっと)」を打ち出し2月17日㈫のACLプレーオフから始動。3月7日㈯、いよいよJ1リーグが開幕する。
柏レイソルの試合情報は、毎月30日(2月は28日)発行の朝日スポーツキッズ「われら太陽王」のコーナーで詳しく紹介。今季もお楽しみに!
オールカラー38頁 1冊800円
2014速報号外集はA4判オールカラー38ページで、1冊800円。限定1000部、発売中。
ご予約、お求めは、お近くのASAまたは、☎04(7143)4021 朝日れすか編集室へ。
E-mail : info@resuka.co.jp
