柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル「われら太陽王」
シーズン目標を超え
勝点62で年間4位
柏レイソルは12月2日のJリーグ最終戦でサンフレッチェ広島に1―0で勝利し、2017シーズンを年間18勝8敗8分けの勝点62、4位で終了した。シーズンはじめに掲げた目標の勝点60を越えたものの、3位以内に与えられるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場は天皇杯結果次第となった。
最終で決勝ゴールを決めた主将の大谷選手は「前節でACL出場圏内である3位の可能性を自分たちで無くしてしまったので、悔しい。リーグ戦も自分達で上に行けるチャンスを自分達で逃してしまったと思うので、チャンスをしっかりと掴まないと次はない」と気を引き締めた。
下平隆宏監督は「ホーム最終戦であり、4位を獲得するためにも非常に意味のある大きなゲームだった」「チーム全体で取った勝点62だと思っている」と選手たちを労った。
今季は4月上旬から8連勝するなどして6月下旬まで首位に立った。その後も上位につけていたが、終盤下位チームに敗戦、波に乗ることができず、リーグ3位以内に届かなかった。
ACL出場への望みをかけた12月23日の天皇杯準決勝で、レイソルは横浜に1―2と惜敗。天皇杯奪還の道は途絶えたが、決勝に進出したC大阪が優勝すれば、ACLプレーオフへの進出が決まる。(12月23日現在)
今年もわれら太陽王に注目だ。
中村、中山、伊東、クリス
Jリーグアウォーズで受賞
2017Jリーグアウォーズが12月5日、横浜アリーナで行われ今季リーグ戦で活躍した監督や選手が表彰を受けた。柏レイソルからはGK中村航輔選手がベストイレブンに、DF中山雄太選手がベストヤングプレーヤー賞、FWクリスティアーノ、FW伊東純也選手が優秀選手賞を受賞した。
ベストヤングプレーヤー賞の中山選手は「本当に嬉しいですし、たくさんの人の力があっての受賞だと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」と受賞の喜びを語った。
