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残り7試合 踏ん張れ太陽王

　J1リーグ第27節が9月22日、三協フロンテア柏スタジアムで行われ、柏レイソルはサガン鳥栖と戦い、1―1で引き分けた。
　リーグ戦も終盤に入り、16位、17位と残留争いにしのぎを削る両チームの試合は序盤から激しくボールを奪い合う展開が続いた。
　先に流れをつかんだのはレイソル。前半40分、FWオルンガが前線でボールをおさめると10試合ぶりに先発となったMF大谷が右サイドを駆け上がったDF小池に絶妙なスルーパス。小池が正確なクロスを中に入れ、FW瀬川の3試合連続弾で先制した。
　後半に入ると鳥栖の猛攻を止められず7分、FW金崎にゴールを許し追いつかれてしまった。レイソルはその後もひるまずFW江坂や山崎が果敢に鳥栖のゴールを狙うも日本代表GK権田の壁を崩せず、悔しいドローに終わった。
　試合後、加藤望監督は「負けられない試合でスタートからしっかり入れた。多くのサポーターの声援が力になり、選手たちは最後まで勝つためにプレーしてくれたと思う。緊張感を維持しながら次の試合に臨んでいきたい」と話した。ゴールを決めた瀬川祐輔選手は「勝点2を失ったと考えるべきだと思う。負けなかったことについては、次に向かっていく上でポジティブに捉えて練習に取り組むべきだと思う」と前を向いた。
　J1は残り7試合。本日(9月30日)、アウェーの浦和レッズ戦で勝利し、残留争い脱出へ、踏ん張れ太陽王。