朝日スポーツキッズ

柏レイソル まさかのJ2降格
12/1最終戦でイレブンと共に来季でのJ1復帰を誓おう

　今季2度目となる監督交代で、J1残留をかけ絶対負けられない残り2試合の指揮を託された岩瀬健新監督は11月24日、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪戦の初采配に臨み3―0で快勝。新監督のもと、チームは落ち着いた守りと果敢な攻めで、MF中山雄太、MF江坂任、FWクリスティアーノがゴールを決めた。
　しかし、時すでに遅し、勝点で4上回るサガン鳥栖、名古屋グランパス、湘南ベルマーレがすべて勝利したため、9季ぶり3度目のJ2降格が決まった。
　試合後、岩瀬監督は「残留という可能性があったこの試合に多くのファン・サポーターの方々に来ていただいて、声援をいただいて、今日のゲームに関して言えばいいゲームだったと思います。ただ、残留という目的が果たせず、大変申し訳なく思っています」と謝罪した。大谷秀和選手は「(J2降格は)33試合通しての結果であり、チームとしても選手としても足りなかった部分があったからだと思う。最後まで応援してくれたサポーターに申し訳なく、ピッチで戦った選手として大きな責任を感じる。最後ホームで最終戦もあり、今年はホームでなかなか勝てていないので、なんとか結果を出して終わりたい」と、悔しさをにじませながら明日12月1日に行われる最終戦への意気込みを語った。
　明日は、ホーム日立台を黄色に染めて、イレブンとともに1シーズンでのJ1復帰を誓おう。対ガンバ大阪戦は14時キックオフだ。