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ゴール遠く3引き分け

　J2リーグで戦う柏レイソルは4月3日、ホームでV・ファーレン長崎に3―0で快勝したものの、続くFC琉球、栃木SC、ツエーゲン金沢と3試合引き分け、J1復帰へ足踏み状態(4月22日現在)。
　長崎戦ではゴールラッシュの攻撃陣だったが、琉球戦は1―1で1得点、ホームで行われた栃木との試合もボール支配率で圧倒したがゴール遠く、無念のスコアレスドローに。
　2試合連続引き分け後の4月21日、アウェーの金沢戦では、立ち上がりから積極的にゴールを狙うレイソルだったが、金沢GK白井裕人のファインセーブに阻まれ決定機を逃す。後半は金沢の猛攻に防戦一方のレイソルも、GK中村航輔のスーパーセーブなどでゴールを死守。両守護神の活躍でスコアは動かずまたしてもドロー。
　試合後、上島拓己などを先発で起用し、前回と違った戦略で臨んだネルシーニョ監督は「今日われわれが終始保ったゲームボリューム、そしてチームが当初予定していたプランを選手たちは遂行してくれたと思う。これを弾みに次節以降もしっかり戦っていきたい」と話した。大谷秀和選手は「やはり勝ちに来たので、しっかりそれぞれが責任をもって自分ができるプレーを100%以上出していかないと今の状況では勝ち点3やゴールに結びつかないと思う。それぞれがしっかり向き合ってやるしかない」と次節へ気持ちを切り替えた。