並木小学校
「おかしも」の約束で命を守る
迅速に避難訓練
9月4日(金) 、我孫子市立並木小学校(山口祐子校長)で全校児童による避難訓練が行われた。
グラウンドに亀裂、校舎に陥没が見られるという想定で、近くの電力中央研究所への避難経路を確認する。
下校の指導時に校内放送で緊急地震速報が流されると、児童たちは一斉に机の下に身を隠し、頭を保護するための防災頭巾を装着。校内放送からの先生の指示に従い第一次、第二次避難、点呼へと約20分の迅速な対応は真剣そのもの。
「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」の「おかしも」の約束を守り、特に5・6年生は先生の声が聞き取れるように私語もなく後輩をリードする。山口校長は「状況に応じて冷静に考え、行動できる力を身につけてもらいたい」と訓練の重要性を語った。避難後、「家族との待ち合わせ場所」などを確認し、「命は一つ、守るのは『自分』」を全員で唱和。ともに防災意識を高め合った。