布佐小学校
派遣中学生リレー講座
平和の尊さを語り継ぐ
10月5日(月)、我孫子市立布佐小学校(金子博之校長)6年生の授業で、「戦後70年広島・長崎派遣中学生リレー講座」の4回目が行われた。講師は、市が毎年行っている中学生の被爆地派遣を体験したOB・OGのみなさん。
今回の講師の一人、布佐小出身の川野隆介さんは、原爆投下前後の映像を画面に写しながら歴史上唯一、原爆が日本に落とされたことを語り、広島での被害者数と我孫子市の人口を比較し、非常に大きな被害だったことをわかりやすく説明。
その後、グループに分かれて「平和な世界にするために自分にできることは」をテーマに意見を交換。
「友だちや周りの人に親切にする」「困っている人がいたら声を掛けて助ける」など、児童たちは真剣な表情で葉っぱの形をした紙にメッセージを託した。川野さんは、「勉強して考えて議論することは大事。みんな自分の意見を持って欲しい」と話した。