我孫子市立第二小学校
飼育から学ぶ命の授業
羊の毛刈り体験にドキドキ
4月18日(月)、我孫子第二小学校(小林道治校長)で羊2頭の毛刈り体験が行われ、全校児童429人が参加した。
同校では、子どもたちの豊かな心を育むために、羊をはじめヤギや鶏、ガチョウなど様々な動物を飼育している。4年生が担当する羊の飼育は、毎年4月にスタートし、これから毎日4頭の羊の餌やりや飼育場の清掃を行う。
毛刈り体験の指導は、動物専門学校講師の工藤悟さんが担当。工藤さんの指示で、各学年の代表がはさみで少しずつ毛を刈った。2年生の横須賀穂日さんは、「羊の毛はもちもちしていた。大きな羊にドキドキしたけど、楽しかった」とにっこり。刈り終わったメスのクイーンの毛の重さは、3・9キロで「セーター4枚分です」の説明に驚きの声があがった。羊毛はきれいに洗い、フェルトにして授業で活用されるという。児童らは生き物への関心を高め、飼育への意欲満々だ。