湖北台東小学校
児童会が熊本地震の募金活動
思い込もった約3万2千円
熊本地震で被災した子どもたちを励まそうと、湖北台東小学校(丸智彦校長)の児童会が校内で募金活動を行い、集まった3万2681円を市社会福祉協議会に贈った。
児童会の役員は5、6年生が4人ずつ。会長の6年生、菅野惟さんの提案に全員が賛成した。担当の早川諒先生(30)は、「子どもたちの自主性がうれしくて、すぐに校長の許可をもらいに行きました」。
校内放送や手書きのポスターで協力を呼びかけ、5月10日から4日間、募金箱を手に校門や昇降口に立った。「赤い羽根募金などは多くて1万5000円ぐらい。2倍以上集まったのでびっくり。家族の分を持ってきた子も多かった」と役員たち。
こうした行動の背景には同校の「思いやりの心」を育む取り組みがある。例えば、「もみじ交流」と名付けられた異学年によるふれあい。年間を通して給食や外遊びを楽しむという。