我孫子市立第3小学校
小学校最後の書き初め大会
力強い筆運びで「自然の力」
我孫子市立第三小学校の体育館で1月11日、6年生4クラスの書き初め大会が行われた。墨汁の爽やかな香りにつつまれ、寒さも吹き飛ばす緊張感漂う中、児童たちは真剣な表情で筆を運んだ。
小学校最後のお題は「自然の力」。指導に当たった野口恵一校長は、書き初めにあたって「気合を入れて力強い字を書こう」「お手本もよくみてね」と文字のバランスのとり方などをアドバイスした。手本の書を横に、習字紙に馬乗りになって奮闘する児童や、バランスを見ながらおおらかに筆を運ぶ児童、文字が大きすぎて名前を書くスペースに悩み、先生にアドバイスを求めたり、「10枚以上も書いちゃった!」という児童もいた。約1時間、思い思いにとっておきの一枚が仕上がった。
3組の近藤葉音さんは、「『の』の字をリズムよく書くことに注意しました」と作品を手に満足そうに話した。