我孫子第一小学校
避難時の約束は「おかし」
『いざは普段なり』の心構えで
我孫子第一小学校(山口祐子校長)では5月11日、全校児童による避難訓練が行われた。
地震発生の校内放送が流れると、児童たちは一斉に机の下にすばやく身を隠し、揺れがおさまった頃、避難開始の指示が出され、頭を守る防災頭巾をかぶり、列を作って小走りに校庭へ。
全児童565名は整列、点呼、人数確認まで約4分と迅速な対応で真剣そのものだ。避難時の約束「おさない、かけない、しゃべらない」の「おかし」を守り、落ち着いて行動した。山口校長は「全員、真剣に訓練していて素晴らしかった」と児童に語りかけ、「地震と同時に火事が発生したら、ハンカチなどを口と鼻にあて低い姿勢で避難しましょう」と挨拶。「普段から積み重ねて行くと本当の時に力になる。『いざは普段なり』を大切にし、日頃から準備しましょう。」と話した。最後に「命は一つ、守るのは自分」と全員で唱和した。