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東葛 1部残留なるか

　ラグビーのリーグワンは、レギュラーシーズンの全日程を終了。初代王者を争うプレーオフには、東京サンゴリアス、埼玉ワイルドナイツ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、東芝ブレイブルーパス東京の上位4チームが進出した。東葛地域など8市をホストタウンとするグリーンロケッツ東葛(旧NEC)は2勝14敗で最下位。10位のシャイニングアークス東京ベイ浦安とともに2部との入れ替え戦に臨む。
　第14節の4月27日、東葛はホームの柏の葉公園総合競技場で浦安と対戦。県内チーム同士の「千葉ダービー」とあって両者の意地がぶつかり、激しい攻防を繰り広げた。一時は20―38と18点差がついたが、53分と76分にいずれもモールを押し込んでトライを奪い、34―38と4点差に詰め寄ったところでノーサイド。東葛は続く埼玉戦、最終節の横浜キヤノンイーグルス戦も敗れ、不戦勝2試合以外の白星がないままレギュラーシーズンを終えた。
　東葛は1部残留をかけて5月20日(秩父宮・午後7時)と27日(花園・午後7時)、2部2位の三重ホンダヒートと対戦する。1部11位のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪が今季限りで規模を縮小するため、2部1位の花園近鉄ライナーズが1部に自動昇格する。