朝日スポーツキッズ

小学生300人全力疾走

　朝日新聞社主催の「野人塾かけっこ教室IN柏の葉」が9月19日、柏の葉公園総合競技場で行われ、小学1年生から4年生までの300人が参加。野人ことサッカー元日本代表の岡野雅行氏と、女子100㍍・200㍍日本記録保持者で、北京・ロンドン・リオデジャネイロ五輪に出場した福島千里氏、城西大学陸上部メンバーらが「かけっこ」の極意を伝授した。
　参加者は午前・午後の部に分かれてまず、もも上げの重要性やスタートのコツなどを学び、元気いっぱいトラックを駆け抜けた。レッスン後、参加者とコーチたちとのハンデ1分の800㍍リレー対決が行われ、練習の成果を発揮しようと張り切る参加者だったが、コーチ陣の迫力あるスピードに降参。大興奮だった。
　参加した浜村ひかりさん(我孫子四小・1年)は「楽しかった。さらに早くなった」とにっこり。指導を担当した福島さんは子どもたちに「楽しかった、悔しかった、頑張ったという思いを大切にして」と話し、岡野さんは「頑張り続けることで僕にはチャンスが巡ってきました(W杯出場を決めるゴールを挙げたこと)。みんなも努力を続けて」とエールを送った。