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    少年少女スポーツ 9月の話題

    北部地区中学校ソフトボール

    北部地区中学校ソフトボール

    常盤平が3連覇



     第47回千葉県北部地区中学校女子ソフトボール大会は8月27、28の両日、柏市立柏中学校など3会場で開かれた。松戸同士の顔合わせとなった決勝は、常盤平が2―1で小金南を破り、3連覇を果たした。優勝は9度目(記録が残っているのは1989年、第19回大会以降)。葛北7、柏3、松戸6、葛南4の計20校が参加した。

     ▽決 勝
     小金南0000001 1
     常盤平000002× 2
     
     両校エースの好投で、緊迫した展開となった。得点はいずれも本塁打。小金南がソロだったのに対し、走者を置いて一発が出た常盤平に軍配が上がった。
     0―0の六回裏、常盤平はエースで1番打者の山口美星さん(2年)が内野安打で出塁し、二盗、送りバントで1死三塁のチャンスをつかんだ。打席へ向かう主将の菅原那々葉さん(2年)に、鶴岡泰彦監督が声をかけた。「おまえが決めてこい」。菅原さんは期待に応え、左翼手のグラブをかすめる2点本塁打。ついに均衡が破れた。
     小金南の武田美樹さん(2年)は、コーナーに投げ分ける技巧派。決勝も低めをつき、内野ゴロの山を築いてきただけに、菅原さんに投じた一球を「甘く入ってしまった」と悔やんだ。
     七回表、小金南は先頭の銅屋莉菜子さん(2年)が左中間を破る本塁打。なおも2死一、三塁と攻め立てたが、後続が一塁ゴロに打ち取られ、栄冠にあと一歩届かなかった。
     鶴岡監督は来春、定年退職で教壇を去る。赴任先の各中学校で、輝かしい成績を残してきた女子ソフトボール界の名将。選手の健闘をたたえるその目が、やさしかった。

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    中学総体 

    中学生のスポーツの祭典、中学校総合体育大会で今年も、東葛エリアの学校が活躍した。 県総体優勝の個人・団体を中心に、栄光の軌跡をたどる。

    流山市立東深井中

    流山市立東深井中 陸上男子400メートルリレー
    県・関東大会優勝、全国5位

     県総体に続いて関東大会を制し、全国大会でも5位と健闘した。1走の片倉琉偉君から、中村優輝君、菅原響喜君とつなぎ、エースの吉田有佑君に託す不動のオーダーで、数々の栄冠を手にしてきた。
     休日も一緒に過ごすことが多いという3年生4人組は、チームワークのよさもさることながら抜群の勝負強さを誇った。いずれの大会も予選の記録を決勝で上回り、しかも大会規模が大きくなるほど記録を伸ばしてきた。全国大会は100分の1秒差の接戦をしのいで準決勝を通過し、決勝では43秒19のチームベストをたたき出した。
     昨年、千葉県代表としてジュニア五輪の同種目に出場した吉田君が、練習のノウハウを持ち帰り、部活で実践した。ハードなメニューだったが、3人は必死で吉田君についていった。
     部活が終わった後も、週3回は野田市総合公園陸上競技場へ出かけ、4人で練習した。休日も吉田君の家に集まり、走ったり、ゲームをして遊んだりした。
     みんなの気持ちを代弁するかのように、中村君が言った。「陸上部に入部したおかげで、全国大会という大きな舞台で戦うことができた。いい思い出です」

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    中学総体 

    松戸市立第一中

    松戸市立第一中 陸上女子400メートルリレー
    県・関東大会優勝、全国3位


     1走の齋藤唯菜さんから鍋島希さん、小手澪佳さんとつなぎ、アンカー加藤綾乃さんへ。3年生4人のオーダーで全国大会に出場し、3位入賞を果たした。
     平たんな道のりではなかった。中林大監督が「レベルの高い千葉県で力が発揮できれば、全国でも通用すると思っていた」県総体を前に、部長でもある加藤さんが足を痛めて出場できなくなった。代わりに予選は手嶋陽奈子さん(3年)を1走、決勝は山岸優花さん(2年)を1走に起用してピンチを切り抜けた。
     関東大会から加藤さんが復帰し、優勝した。全国大会では準決勝で48秒39のチームベストをマークし、優勝した小野中(兵庫)と同タイムの1位で決勝に進出したが、悲願の全国一には届かなかった。
     松戸一中は全国大会の同種目で、2011年は2位、翌12年は3位と輝かしい成績を残してきた。今年のリレーメンバーは「全国一になり、新しい道を切り開こう」と誓い、帰宅後も自主練習を欠かさなかった。
     「走りは熱く、バトンは優しく」。同校のリレーチームは必ず、こう声を掛け合ってレースに臨む。先輩から後輩へと長く受け継がれてきた伝統のルーティンだ。

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    中学総体 

     柏市立松葉中(男子)

    バスケットボール 柏市立松葉中(男子)
    新人大会・県選手権・県総体「三冠」

     昨年11月の県新人大会で初優勝。勢いに乗り、6月の県選手権、7月の県総体と「三冠」に輝いた。3大会の計15試合は、すべてが大差での勝利だった。
     齋藤純徳監督が、栄光のシーズンを振り返る。「重圧と戦い続けた1年。苦しかった。同時に、コートで躍動する選手たちを見るのが楽しみだった」
     レギュラー5人の平均身長は170センチ。小さい方だろう。主将としてチームを牽引した岩本滉生君も「自分たちの代で、これほどの成績が残せるとは思っていなかった」と打ち明ける。当初は「県大会優勝が夢」だった。勝つたびに自信がふくらみ、やがて「全国大会出場が目標」に変わっていった。
     関東大会の準々決勝。残り2秒で4点をリードされ、しかも相手ボールの場面で選手から声が飛んだ。「最後までやるぞ」。試合終了のホイッスルが鳴るまで勝利を追い求める教え子たちを見て、齋藤監督は「すごく幸せな気持ち」だった。
     たすきは新チームへと引き継がれた。「3年生と比べたら初心者ばかり。でも……」と主将の渡邉俊介君(2年)は言う。「柏では松葉でしか見られないプレーを1年間、見ることができた。それと、最後まであきらめない粘り。それだけは先輩たちに負けないようにしたい」

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    中学総体

    松戸市立第四中(女子)

    バドミントン 松戸市立第四中(女子)
    総体優勝 関東大会進出は7年連続

     総体の決勝戦、昭和学院中(市川)を2―1で下し、優勝を決めた松戸四中。関東大会は、3回戦で埼玉栄中に0―2で惜敗した。
     新チームになって団結力が増し、優勝したいという思いが強くなった。杉山未来部長(3年)は「関東大会までに、気持ちの入り方に個人差があったのが反省点。皆で話し合い、分かり合えたらもっとよかった」と振り返る。
     7年連続で関東大会出場という強豪校として、周りの期待がプレッシャーにならないよう「自分達は1番じゃない。何事も当たり前と思わず、練習通りのいつもの自分のプレーを心がけている」と話した。後輩たちに、自分達を越えて全国大会を目指してほしいと期待している。
     顧問の染谷有香先生は「受け継がれてきたものを次の世代につなげていく。3年生は自分との戦いに勝利してきたことに誇りを持ってほしい」と激励。伝統校の強さの一端に触れた思いがした。

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    中学総体

    西武台千葉中(男子)

    バドミントン 西武台千葉中(男子)
    4年ぶり全国大会ベスト8 女子シングルスも全国8強

     西武台千葉中が県総体バドミントン男子団体を4年連続で制し、ダブルスでも塩澤慶郁、滝本千裕ペアが優勝した。女子シングルスでは、昨年2年生で出場し県総体を制した栗原あかりさんが連覇を達成した。
     部員数男子6人、女子8人で戦った少数精鋭の部を率いる戸邉尚彰監督は「目標を全国大会出場に設定し、県大会は優勝して関東大会に臨みたかった」と語る。各県での優勝校は関東大会でのトーナメントで、ベスト8までは当たらないからだ。全国大会に出場するためにも、1位通過することが必要となる。男子部長の塩澤君も「県大会優勝は通過点としていたので、優勝できたときはホッとしました」と高い目標設置は部内でも意思統一されていた。戸邉監督が今年1年で成長著しかったと話した滝本君は「塩澤君が後輩たちに話しかけて精神的な部分をフォローしていたので、僕はプレーでチームを引っ張るつもりでした」と3年生の2人がチームをまとめた。関東大会では、ベスト4入りし目標としていた全国大会への切符を手にし、その勢いで、全国大会でも活躍。1、2回戦で勝利した同部はベスト8へ。準々決勝で大野原中(京都府)に敗れ、惜しくもメダルまでは届かなかった。
     県総体シングルス女王となった栗原さんは関東大会の準々決勝で強豪埼玉栄中宮﨑淳美さんに敗退した。強豪を相手に「対等にわたりあろうと思っていたが、試合中にビビッてしまった」「悔しさが残る試合でした」と語り、その後の全国大会決定戦で勝利した。敗戦から奮起した栗原さんは全国大会でも関東勢最高順位のベスト8入りし、好成績を残した。

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    中学総体

    野田市立木間ヶ瀬中

    レスリング 野田市立木間ヶ瀬中
    昨年の雪辱果たし王者へ

     昨年の県総体、団体成績4位で雪辱に燃える木間ヶ瀬中は、3年生の奮闘で今年度の優勝の栄冠を手にした。個人戦でも53㌔級、佐々木風雅君(3年)が同中のライバル小沼龍心君(3年)と決勝で戦い、3―0で勝利し、優勝した。85㌔級では、佐々木偉琉君(3年)が全3試合をフォール勝ちの圧勝で、王者となった。
     部員数は16人の木間ヶ瀬中レスリング部。南方亮磨監督、吉田慎平コーチの指導のもと、今年は県総体団体制覇に燃えていた。元気の良い後輩たちに部長の小沼君は「練習や試合の行動で気持ちを示したら、後輩たちがついてきてくれた」と、部長の背中を見て練習に励んだ後輩たちも同大会で活躍した。
     練習中に怪我をし、痛みが残るまま66㌔級に参戦した細谷駿くん(3年)は「中学校として最後の大会だったので、少しでもポイントを稼げればと思い出場しました」と総体に懸けた思いを語った。今年から就任し練習を通し生徒と打ち解けたと語る吉田コーチは「どれだけレスリングに携わってきた経験があるかと、総体にかける思い」と勝因を話し「大満足の結果です」と選手たちをたたえた。
     県総体を振り返った3年生の4人は高校でもレスリングを続ける。将来は「日本一になり、オリンピックの金メダルを獲りたい」とみんなが大きな目標を語った。
     レスリングの関東大会は1都7県の対抗で争い、千葉県の代表として佐々木風雅君が参加し、4位に入賞した。

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    中学総体

    柏市立柏第二中

    相撲 柏市立柏第二中
    団体戦2連覇!全国ベスト8に

     7月に行われた県総体の団体戦決勝で妙典(市川)を下し、亀井颯人(3年)、坂本博一(2年)、伊藤寧(2年)、藤田一翔(1年)、メンバー全員が負けなしで見事、2連覇を達成! 個人戦も主将の亀井君が準優勝、伊藤君が4位に入賞した。
     全国大会は、準優勝した津幡南(石川県)に準々決勝で1―2の僅差で敗れたが、堂々のベスト8。個人戦も亀井君がベスト32と大健闘した。
     亀井君は「全国大会出場と、県大会個人戦で優勝を目指していたので個人準優勝はとても悔しかった」と大会を振り返る。
     3年生は「高校でも相撲で上位に入りたい」と笑顔で話し、2年生は「高校を卒業したら相撲界に入りかっこいい力士になりたい」「来年も全国大会に出ていい成績が残せるよう練習に励みたい」と、四股や股割り、すり足など体幹を鍛える伝統的なトレーニングに意欲満々だ。今後の柏二中の活躍に期待が高まる。

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    中学総体

    松戸市立第四中(女子)

    バレーボール 松戸市立第四中(女子)
    12年連続関東大会出場、全国大会進出7度目の総体優勝

      総体決勝で、何度も対戦経験がある坪井中(船橋)との接戦を制し、2―0で優勝を決めた。関東大会準決勝で、文京学院大女子中(東京)に敗れたが、第3位で全国大会に進出。全国大会は広島市立可部中に敗れ、2回戦で敗退した。
     菊地真結主将(3年)は「関東大会で敗れた文京学院に、全国大会では勝てたことが嬉しかった」と笑顔を見せた。「ミスが続いたところは反省点。声出しで励まし合い、点が決まれば全員で思い切り喜ぶことで悪い流れを断ち切った」
     県内有数の強豪校として注目される中、どんな練習試合でも負けたときの悔しい気持ちを忘れないでいることで、プレッシャーを感じないようにしているという。「自分たちも全国大会への道のりは遠かった。毎日練習した努力は必ず報われると後輩たちに伝えたい。全国大会を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
     顧問の吉岡亜由美先生は「全国の大舞台で持っている力を充分に発揮できたことはとても素晴らしかった。3年生12人が心を一つにして引退を迎えられたことが何よりも良かったです」と部員の頑張りを称えた。

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    日本体育大学柏高校レスリング部

    日本体育大学柏高校レスリング部

    創部2年目での快挙
    全国の頂点に!

     日本体育大学柏高校(鈴木誠治校長)の創部2年目となるレスリング部が8月に広島県で行われた平成28年度全国高等学校総合体育大会レスリング競技大会(三笠宮賜牌第63回全国高等学校レスリング選手権大会)の学校対抗戦で、全国の頂点に登りつめた。個人戦でも55㌔級に出場した山口海輝さん(2年)、120㌔級のモンゴル出身プレブスレン・デレゲルバヤルさん(2年)が、初優勝。同校のレスリング部の選手らは9月1日、柏市役所を訪れ秋山浩保市長に全国制覇を報告した。
     昨年4月に創設した同部の指導にあたるのは霞ヶ浦高校(茨城県)のレスリング部を全国大会に何度も導いた経歴を持つ名将大澤友博監督。現在は1、2年生で15人の部員が在籍し、11人の選手が全国大会に出場した。7選手が出場した学校対抗戦の決勝は、優勝候補の飛龍高校(静岡県)と対戦し、4―3での接戦の末、勝利した。「励ましあってがんばった結果だと思います」「優勝おめでとう」と選手らを称えた秋山市長。大澤監督は「子どもたちが普段の力を出し切った大会でした」と大会を振り返り「オリンピアを目指している選手たちなので、総体だけではなく、その先の夢をしっかり見据えています」と、柏から五輪選手輩出に期待がかかる。
     同部所属の選手たちは、中学生時代で全国のトップ選手として活躍していた経歴を持つ。部をまとめる主将の井筒勇人さん(2年)は「各選手の個性が強くバラバラだったが、ミーティングを重ね、優勝するという気持ちでチームが一つになった」と対抗戦を振り返り「厳しい練習や強豪チームとの戦いを思い出すと、うれしい」と優勝した瞬間を思い返した。「来年は個人戦でもすべての大会で金メダルを取り、対抗戦でも連覇したい」と抱負を語った。

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    印西街かど棒高跳び

    印西街かど棒高跳び

    より空高く!跳躍


     第16回印西街かど棒高跳が8月6日、7日イオンモール千葉ニュータウン内コスモス広場で行われた。
     同大会は棒高跳を通して、青少年の豊かな心とたくましさを育て、公開競技を実施することにより、棒高跳のファンを増やし、ボランティア活動を通して、地域交流を深めることを目的に開催される。
     6日は高校生と一般、7日は中学生が競技に参加。日頃の練習の成果を競った。

     中学生の主な結果は次のとおり。
    【男 子】
     優 勝=伊藤頼(嶺南中2年)3m75
     準優勝=加藤樹(嶺南中3年)3m75
     3 位=井原虎太郎(木刈中3年)3m45
    【女 子】
     優 勝=日吉愛佳(桜台中3年)2m85
     準優勝=岡田葉萌(桜台中3年)2m85
     3 位=高橋果里(嶺南中2年)2m70

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    松戸市水泳大会小学生の部

    松戸市水泳大会小学生の部

    松飛台第二小が市内制覇
    総合優勝!

      7月26日、松戸市小中学校水泳大会(小学生の部)が松戸運動公園プールであった。
     同大会は水泳技術の向上と普及、発展を図り、あわせて学校スポーツの推進に寄与し、各校の交流を促し、生徒の健全な発達を助長することを目的に開催。
     市内小学校45校が参加し、個人やリレーなど男女各6種目で熱戦を展開し、日頃の練習の成果を競った。


    朝日スポーツキッズ紙面で男子、女子共にリレー2種目の順位掲載に誤りがありました。

    (誤)【男 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①馬橋②上本郷③梨香台
     ▽200mフリーリレー   ①松飛台二②六実③旭町
    (正)【男 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①高木二②小金③金ヶ作
     ▽200mフリーリレー   ①八ヶ崎②古ヶ崎③牧野原

    (誤)【女 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①松飛台②幸谷③小金
     ▽200mフリーリレー  ①稔台②横須賀③東部
    (正)【女 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①松飛ニ②柿木台③殿平賀
     ▽200mフリーリレー  ①根木内②旭町③小金
    です。得点と順位を入れ違って掲載したことで生じた誤りでした。
    参加された選手の皆様と関係者様に大変ご迷惑をおかけいたしました。
    今後、再発防止に努めてまいります。ここに謹んでお詫び、訂正いたします。

     主な結果は次のとおり。
    【男 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①高木二②小金③金ヶ作
     ▽200mフリーリレー   ①八ヶ崎②古ヶ崎③牧野原

     優 勝=高木二
     準優勝=小金
     3 位=金ケ作
     
    【女 子】
     ▽200mメドレーリレー  ①松飛ニ②柿木台③殿平賀
     ▽200mフリーリレー  ①根木内②旭町③小金
     
    優 勝=松飛台二
    準優勝=旭町
    3 位=根木内

    【総 合】
    優 勝=松飛台二
    準優勝=小金
    3 位=高木二

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    ユーカリ杯松戸ジュニアバレー

    ユーカリ杯松戸ジュニアバレー

    小金原男女 優勝

     第4回ユーカリカップ松戸市ジュニアバレーボール大会が8月7日、松戸市運動公園体育館で行われ、男女ともに小金原ジュニアバレーボールクラブが優勝を飾った。女子は8チームが4チームずつ2組に分かれてリーグ戦を行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進んだ。男子・混合は6チームによるリーグ戦で順位を決めた。

     小金原女子チームのエース、下向井環さんが攻守に躍動した。サーブをセッターに返し、レフトからスパイクを打ち込むケースが多いが、そのスパイクが力強い。いかにも重そうだ。
     環さんが、笑いながら言う。「パワーには自信があります。クラスの男子の背中をほんの軽くたたいたつもりなのに、手の形がくっきりついていたのでびっくりしました」
     しかし、技術的には「課題だらけ」と環さん。「スパイクもサーブも、力まかせに打っているだけ。コースの打ち分けができていない。レシーブも、もっとうまければ攻撃につなげられるようになる」
     バレーボールを始めたのは、小学1年生から。ママさんバレーの選手だった母瑞(いずみ)さんの勧めで小金原に加入した。ハンドボールをしていた父邦博さんは、190センチ近い長身。環さんもすくすく成長して、6年生ですでに170センチある。
     将来の五輪候補の発掘を目的とした日本バレーボール協会(JVA)エリートアカデミーオーディションに応募し、書類選考をパスした。8月15~18日の実技オーディションで「認定選手」には選ばれなかったが、この悔しさをばねに、改めてバレーボールに取り組む気持ちを強くした。
     「バレーボールがうまくなるためなら、東京の中学校への進学も考えたい。下宿生活でもかまわない」。環さんは本気でそう思っている。

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    野田市近隣スポ少バレー

    野田市近隣スポ少バレー

    大津ケ丘が完全制覇


     野田市近隣スポーツ少年団バレーボール交流大会が7月31日、野田市総合公園体育館で開かれた。野田のほか、柏、松戸、船橋、松伏の4市1町から18チームが参加。6年生の人数が多い順に6チームずつA、B、Cの3ブロックでそれぞれ順位決定戦が行われ、大津ケ丘(柏市)が全ブロックで優勝した。
     大津ケ丘はAが6年生中心、Bが5年生、Cが4年生以下という編成で大会に臨み、いずれも圧倒的な強さを発揮した。Aチームの渡辺天空(そら)さん(6年)は、日韓青少年夏季スポーツ交流小学生バレーボールの日本代表。今大会も大車輪の活躍だった。
     正式な名称は「大津ケ丘ジュニアバレーボールクラブ」。中島智也さん、容子さん夫妻が育て上げたクラブチームだ。クラブ創設から29年。二人三脚で子どもたちの指導に情熱を注いできた。
     小学生バレーボールにかける情熱は、この人も負けていない。野田市スポーツ少年団バレーボール専門部の澤田美智子部長。今年で20回を数える今大会の創設者だ。当時は野田市にバレーボールの小学生チームがなく、ママさんバレーの名選手だった澤田さんの呼びかけで、初の小学生チーム「野田バイオレット」が結成された。「今は3チームに増え、年々盛んになっている」と澤田さんは喜ぶ。

     各ブロックの順位は次のとおり。
    【Aブロック】①大津ケ丘A②松戸ミライズ
    【Bブロック】①大津ケ丘B②法典クラブA(船橋)
    【Cブロック】①大津ケ丘C②N.ビーナスB(野田)

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    松戸市教育長杯小中学生テニス大会

    松戸市教育長杯小中学生テニス大会

    目指せ、未来のチャンピオン
    179人が熱戦を展開


     松戸市教育長杯小中学生テニス大会(NPO法人松戸テニス協会主催、スポーツオーソリティ協賛)が7月20、22、23日の3日間にわたり、松戸市栗ヶ沢公園庭球場で開催され、市内の小中学生179人が参加し、6つのクラスに分かれ熱戦を繰り広げた。
     7月20日に行われた5・6年男子A(上級者)クラスは2ブロックに分かれ予選リーグを戦い、各ブロックの上位2名が決勝トーナメントに進出し、優勝を争った。決勝は、ともに予選リーグを1位で勝ち抜いた高橋怜君(小6、あじさいインドアTS)と笹川佳希君(小6、ソルテニスカレッジ)との対戦となり、6―5で大接戦を制した高橋君が優勝に輝いた。
     試合は、立ち上がり高橋君のサービスゲームで開始するが笹川君がブレイクすると高橋君もすかさずブレイクバック。この後もシーソーゲームの展開となった。ゲームポイント5―5で迎えた最終ゲーム、最後は高橋君の返球がネット中央に浮いてしまったチャンスボールに詰めていた笹川君だったが痛恨のボレーミス。手に汗握る大接戦に決着がついた。
     優勝した高橋怜君(あじさいインドアTS)は「うれしいです。決め急いだりするとミスするので、自分を落ち着かせてしっかりコースに入れることに集中しました」と、週6回2時間半の練習の成果を発揮し喜んだ。
     4年以下男子A(上級者)クラスで優勝した内田弘心君(シードテニスクラブ)は「今日の決勝の相手には今まで勝ったことがなかった。6―1で勝てたのでうれしいです」と喜びを爆発させた。
     4年以下女子A(上級者)クラスで優勝した小野陽菜さんは「決勝はぎりぎり勝てたという感じでした。バックハンドのクロスが良かったです」と尊敬するフェデラーのようにバックハンドプレーに満足の様子。
     未来のチャンピオンを目指して、がんばれテニスキッズ!

     主な結果は次のとおり。
    【4年以下男子A(上級者)クラス】
    優 勝=内田弘心(シードテニスクラブ)
    準優勝=畑泰成(グリーンテニスプラザ)
    3 位=長井澄弥(松戸テニスクラブ)

    【4年以下女子A(上級者)クラス】
    優 勝=小野陽菜(千葉県テニス協会)
    準優勝=松岡杏樹(シードテニスクラブ)
    3 位=上方璃咲(あじさいインドアTS)
    【5・6年男子A(上級者)クラス】
    優 勝=高橋怜(あじさいインドアTS)
    準優勝=笹川佳希(ソルテニスカレッジ)
    3 位=小林拓真(ルネサンス鷹の台TC)
    【中学生男子】
    優 勝=福田優羽(初石テニスクラブ)
    準優勝=河上雄大(ソルテニスカレッジ)
    3 位=田沼龍八(あじさいインドアTS)

    【中学生女子】
    優 勝=佐藤颯起(あじさいインドアTS)
    準優勝=小林杏香里(あじさいインドアTS)
    3 位=伊藤楓恋(所属登録無)

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    全日本キッズ柔術選手権

    全日本キッズ柔術選手権

    柏の鶴屋兄弟
    W優勝!

      第10回全日本キッズ柔術選手権が埼玉県の光ヶ丘ドームで7月に行なわれ、強豪揃うパラエストラ柏から出場した鶴屋浩斗君(小4)、玲央君(小2)兄弟がW優勝の快挙を果たした。
     松戸と柏で道場を運営する父・浩さんの指導の下、幼少期から柔術を学ぶ鶴屋兄弟。兄の浩斗君はジュニア1灰色ミドル級に、弟の玲央君はピーウィ黄色ライト級にそれぞれ出場した。大会前に、上級生との厳しいスパーリングを行い、闘う準備を整えた鶴屋兄弟。「優勝する自信はありました」と語る兄の浩斗君の決勝は、井上理久君(ストライプル茨城)と対戦。「組んだときに強さを感じた」と決勝を振り返った浩斗君は2―0の僅差で勝利。父の鶴屋監督から「攻め勝て」の指示通り、積極的に攻めて勝ちきった。弟の玲央君は練習で3年生とのスパーリングで勝利するなどで自信をつけて大会に臨んだ。鶴屋監督から「あいさつをしっかりし、最後までがんばりなさい」との指示通り、決勝まで全力で闘い、王者となった。浩斗君自身も戦っていた大会だったが、弟を気に懸け「大会中にアドバイスを送っていた」と話す。兄弟の絆が生んだW優勝となった。
     鶴屋監督は「優勝できるとは思っていなかったので、うれしい結果です」と選手の活躍を喜び「勝ったことに奢らず、今後も稽古に励んで欲しい」と選手の更なる活躍を望んだ。「将来は世界チャンピオンを目指します」と話す浩斗君と「もっと1位になれるように練習したい」と話した玲央君。柏から兄弟世界王者誕生に期待したい。

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