柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル
4試合連続AT被弾
新潟戦も勝利こぼれる
明治安田J1リーグで戦う柏レイソルは11月9日、ホーム三協F柏スタジアムにアルビレックス新潟を迎え、1―1で引き分けた。
前節、11月3日のアビスパ福岡戦では後半アディショナルタイム(AT)2分に勝ち越され敗れた。10月19日のFC町田ゼルビアとの一戦でも後半AT5分に同点弾を浴び、10月23日の浦和レッズ戦では後半AT10分にPKを決められ敗戦。4試合連続ATでの被弾だ。
勝点1を分け合う
▼J1第36節
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
新潟戦は、残留争いで共に苦しい戦いに。試合序盤からレイソルが攻勢に出るもゴールを奪うことができずスコアレスで試合を折り返した。後半29分、レイソルCKのチャンスにMF手塚康平のボールにFW細谷真大が頭で合わせて先制した。1点を死守すべく逃げ切り態勢に入ったレイソルだったが、試合終了残り僅かの90+4分、右サイドを崩されクロスボールに新潟FW小見洋太が頭で折り返し、DF藤原奏哉がボレーシュートを放ち、ゴールが決まった。
試合後、レイソル井原正巳監督は「ここ3試合悔しい思いをしてきた中で、 また今日もその時間帯に追いつかれてしまった。結果的には我々の力が足らなかったということだと思う。選手には『下を向いても仕方ないし、この残りの2試合にすべてをぶつけていこう』という話をした」と前を向いた。ゴールを決めた細谷真大選手は「戦えてはいるし、いいサッカーと言えるかは分からないが、勝ちに徹底するサッカーはできていると思うので、それをやり続けていきたい」と意気込んだ。
日立台に2538人集結 選手たちとの交流楽しむ
柏レイソルファン感謝デー
「2024柏レイソルファン感謝デー」が11月10日、三協F柏スタジアム(日立台)で開催された。
リーグ戦も終盤、残留争いで苦しい戦いが続くレイソル。ファン2538人との交流でパワーをもらい、気持ちを切り替えた。
当日の第1部はピッチを使っての「選手とパス&シュート体験」や「選手トークショー」、「ベンチでの井原正巳監督との撮影会」など、ふれあいイベントが行われた。ピッチ外でも選手との「15秒ファンサービス」など、楽しいふれあいに笑顔の花が咲いた。
第2部は「日立台 YELLOW対BLACKバトル」と銘打ち、ピッチ内観覧イベントとして選手たちが対決。とくに圧巻だったのは選手5人対小学生50人のサッカー対決だ。小学生50人がプロ選手に挑戦、元気いっぱいにピッチを駆け、ゴールを狙う。スタンドからは子どもたちに大声援が送られ、最高潮に。試合に参加した武藤祐也さん(松葉SC・小学2年)は「立田悠悟選手や細谷真大選手とハイタッチできてうれしかった」と大喜び。神原柊士さん(柏レイソルA.A.TOR`82・小学1年)は「すごく楽しかったです。マテウスサビオ選手みたいになりたいです」とうれしそうに話してくれた。