少年少女スポーツ 1月の話題
野田市スポ少ミニバス大会
ライバル野田MBCと激戦
野田中央オリーブV
第23回青少年カップ野田市スポーツ少年団ミニバスケットボール大会が12月17、18の両日、野田市の関宿総合体育館で開かれ、野田中央オリーブが優勝した。招待2チームを含めて11チームが参加した。
▽決勝
野田中央 46-38 野田MBC
県トップレベルの2チームが決勝で激突した。野田中央オリーブは昨夏の千葉県スポーツ少年団競技別交流大会のチャンピオン。野田MBCは昨秋の関東大会千葉県予選会の準優勝チームだ。
第3クオーター(Q)を終わって2点リードの野田中央が、第4Qで一気に突き放した。「力は互角。ミスを少なくし、第4Qで勝負しようと思っていた。うまくはまった」と高橋貞行監督。敗れた野田MBCの戸辺慶成監督は「決めなければならないところで決めきれず、流れがこなかった」と振り返った。
両チームのエース対決も見応えがあった。野田中央の高橋胡菜さん(6年)と野田MBCの髙木美咲さん(6年)。身長140センチの高橋さんは、巧みなボールコントロールからの鋭いドライブイン、正確なミドルシュートで得点を重ねる。一方の髙木さんは161センチと背が高く、攻守で能力を発揮する好センスの持ち主。関係者が「野田ミニバスケットボールの宝」と口をそろえる逸材だ。
高橋さんは「速いパスと攻めるディフェンスを心がけた。シュートをミスしても、仲間がリバウンドを拾い助けてくれた」と満面の笑み。髙木さんは「シュートもディフェンスも不満足。悔しいです」と唇をかんだ。
これで対戦成績は2勝2敗。ライバル対決の決着はまだついていない。
鎌ケ谷市民ドッジボール大会
地元DBルーラーズ優勝
鎌ケ谷市の福太郎アリーナで、同市内4チームと市外の13チームが参加し、昨年11月26日、教育長杯争奪・第20回鎌ケ谷市民ドッジボール大会が行われた。5、6チームがA、B、Cの3ブロックに分かれ、予選リーグを行い、結果を基に全チームによるトーナメントが行われた。
主催者を代表して藤代政夫鎌ケ谷市ドッジボール協会会長は、「日頃の練習の成果を充分に出して欲しい」と開会の挨拶をした。地元鎌ケ谷の東部メジャーリーガー主将、人見英将君(東部小6年)は「日頃の練習の成果を発揮し、最後の一秒まで全力で戦います」と元気な宣誓で応えた。
午前中の予選リーグで、ボールの速さが70㌔余りの力いっぱいのアタックを内野がキャッチすると、チームの選手はガッポーズ、スタンドからは大きな声援と拍手が湧き、会場は大いに盛り上がった。
主な結果は次のとおり。
▽準決勝
道小DB 2-0 豊富アスリート
グリーン飯山満 2-1 フラッシュ☆キッズ
▽決勝
道小DB 2-1 グリーン飯山満
優勝=道小DBルーラーズ
②グリーン飯山満(船橋)
③フラッシュ☆キッズ(松戸)
松戸市七草マラソン
新春に健脚競う
5384人が完走
第62回松戸市七草マラソン大会が1月8日、松戸運動公園陸上競技場を発着点に開かれた。2~10㌔の15種目が行われ、計5384人が完走した。2020年東京五輪・パラリンピックで松戸市がホストタウンとなるルーマニアのタティアナ・ヨシペル駐日大使と本郷谷健次市長がファミリー2㌔の部に参加し、そろってゴールした。
小学生、中学生、ファミリーの部の3位までの入賞者は次のみなさん。
▽小学男子3・4年(2㌔)①松村達也(土気AC)7分08秒①吉田新(みちるアスリートクラブ)7分08秒③増田陸斗(KJR・B)7分08秒
▽小学女子3・4年(2㌔)①今西紗世(流山市)7分56秒②渡邉夏帆(船橋市小室小)7分59秒③本多莉子(市原市)8分05秒
▽小学男子5・6年(2㌔)①小松優輝(チーム柏)6分41秒①奥津晴(八ケ崎小)6分41秒③池澤悠冬(チーム柏)6分47秒
▽小学女子5・6年(2㌔)①増田百香(チーム柏)7分20秒②武藤由依(同)7分21秒③保坂萌(KJR・G)7分29秒
▽中学男子(3㌔)①土屋翔大(松戸二中)10分34秒②加藤優弥(根木内中)10分40秒③河村晃希(松戸二中)10分41秒
▽中学女子(3㌔)①舩津寧々(六実中)10分47秒②出口歩果(酒井根中)10分57秒③井垣木の実(松戸市)11分10秒
▽中学男子(5㌔)①富永匠海(松戸六中)16分26秒②金山和矢(松戸二中)16分47秒③栗山涼(同)17分09秒
▽ファミリー(2㌔)①上野亮・暉晏(常盤平三小)7分51秒②北山俊行・俊太朗(チーム俊)8分00秒③赤松佑介・直季(船橋市葛飾小)8分20秒
安井選手(早大)「楽しかった」
松戸出身、箱根駅伝で活躍
松戸市出身の安井雄一選手(早大)が、招待選手として小学3・4年2㌔と10㌔の部に出場した。レース前に「箱根駅伝の疲れが残っている」と語っていた安井選手は、10㌔の部でルーマニアのコント・バジーレ・ダニエル選手とデッドヒートを展開し、4秒差の2位でゴール。笑顔で「たくさんの声援を受けながら走ることができ、楽しかった」と話していた。
バレーボールV・チャレンジリーグⅠ女子
柏エンゼルクロス
ホームゲームで健闘
バレーボールV・チャレンジリーグⅠ女子に参戦し、柏市を拠点とする柏エンゼルクロスが昨年の11月26日、柏市中央体育館でKUROBEアクアフェアリーズ(富山県)をホームに迎え、1―3で敗れた。
リーグ最下位から脱出したいエンゼルクロスは、第1セットをブロックから繋いだ攻撃を見せ、主導権を握り先取した。そのままの勢いでエンゼルクロスが勝利するかと思われたが、アクアフェアリーズのアタックを止めきれず、3セット連続で落とし、逆転負けを喫した。
試合後、エンゼルクロス岩下忠正監督は「後手後手の展開になってしまって攻めきれない場面が多々あり、自分たちでこの状況を打破するためにも常に攻めの姿勢を忘れず次の試合に臨みます」と話した。
間近でトップチームの試合を観戦したバレーボールキッズたちは、迫力あるトップ選手のプレーに目を輝かせていた。
エンゼルクロスは、(1月22日)現在、第8位。最終戦は、2月26日(日)。がんばれ! エンゼルクロス!