少年少女スポーツ 6月の話題
鎌ケ谷市春季市民柔道大会
心技一体
全力で練習の成果競う
鎌ケ谷市柔道連盟主催の春季市民大会が6月4日、同市福太郎アリーナで行なわれた。
小学生から一般市民まで、約60人が参加し、各道場で日頃から鍛錬してきた成果を競い合った。アリーナには、大人にも子どもにも気合たっぷりの声援が響き渡っていた。
小中学生の主な結果は次のとおり。
【小学生の部】
〈1・2年クラス>①石井謙柔②横川新菜③梅田陵汰・大滝哲生
〈3年クラス〉①斉藤彩人②山浦大弥③倉田剛成
〈4年クラス〉①今関元太郎②嶋貫蓮③大石亜弥乃・大石花弥乃
〈5年クラス〉①伊藤裕次郎②斉藤桃奈③石田倖司朗・倉田夏苗
〈6年クラス〉①今関真生夢②梅田悠吾③高橋煌雅
【中学生の部】
〈男子〉①松原陽太②飯高大輝③松岡知宙・柳川瑞貴
〈女子〉①大石弥未②櫻間帆乃佳③木村陽
第41回わんぱく相撲野田場所
6年生横綱は柔道の星
宮崎小 小口次郎君
第41回わんぱく相撲野田場所は5月20日、野田市総合公園体育館で開かれ、幼児の部と小学生の部に計212人が参加した。小学生の部の個人戦は、学年別に横綱(優勝)をめざして熱戦を展開。6チームが参加した団体戦は、野田柔道会Aが優勝した。
注目の6年生の部は、小口次郎君(宮崎)が優勝した。162㌢、101㌔の堂々とした体格。4歳から柔道を始め、小学4年生で千葉県の強化選手に指定された期待の選手だ。わんぱく相撲では2年生の時に横綱になっている。
決勝で対戦した古市一翔君(清水台)は、団体戦の決勝で敗れた相手。土俵際まで押し込みながら逆転を許している。「絶対に勝ちたい。低く立ってまわしを取り、気を抜かずに一気に攻めようと思った」と小口君。気持ちの入った相撲で古市君を寄り切った。
レスラー3きょうだい
大関となった古市君はレスリングの全国チャンピオンだ。2年生から野田レスリングクラブに所属し、今年3月にあった第21回少年少女選抜レスリング選手権大会の5年45㌔級で優勝した。わんぱく相撲には2年生から参加し、4年生の時に横綱になったほか、今回で大関が3度目と輝かしい成績を収めている。
今大会には弟で4年生の大翔君、妹の1年生せらさんと、きょうだい3人が出場。大翔君とせらさんもレスリングをしている。母親の麻衣子さんは「はずかしがり屋だった一翔が、何事にも積極的に取り組むようになった。自信がついたのかもしれません」と、わが子の成長を喜んでいた。
主催の野田青年会議所は今年7月で創立45周年。これを記念して、子どもたちに大相撲の歴史を知ってもらおうと、初代横綱の明石志賀之助から72代の稀勢の里まで歴代横綱のポスターなどを会場に掲示した。
【個人戦】▽1年生 ①田中大貴(蒲生南)②大石煌絆(みずき)③末松遼晴(岩木)▽2年生 ①酒井禅(清水台)②大濱快斗(清水台)③戸井田暖生(山崎)▽3年生①冨山大翔(宮崎)②上村将悟(岩木)③根岸稜平(岩木)▽4年生 ①戸辺昇輝(中央)②鈴木陸王(南部)③小森谷智希(柳沢)▽5年生 ①田中柔伎(尾崎)②内田温規(岩木)③木幡悠叶(二川)▽6年生 ①小口次郎(宮崎)②古市一翔(清水台)③瀬能大晴(川間)
【団体戦】①野田柔道会A②野田レスラーA③ビッグドリーム