少年少女スポーツ 今月の話題
流山市ヘルスバレーボール小学生大会
東小「ユナイトゴッド」が優勝
流山市のヘルスバレーボール小学生大会が2月18日、同市のキッコーマンアリーナで開かれた。市立小全16校から45チーム、招待チームの香取市立府馬小を加えた46チームが参加。8組の予選リーグに続いて、各組1位の8チームによる決勝トーナメントがあり、東小の「ユナイトゴッド」が優勝した。準優勝、3位は長崎小のチームだった。
ユナイトゴッドは男子6人、女子2人の6年生チーム。希望者で編成され、昨年12月から放課後に約1時間ずつ、練習してきた。昨年もほぼ同じメンバーで出場し、予選リーグで2位。リベンジを誓って今大会に臨んだ。
指導にあたった引地建太先生は「最初のうちは緊張でガチガチだったが、試合を重ねるごとに連係がとれるようになった。よく頑張ったと思います」。
昨年に続いて主将を務めた高松乃愛さんは「一人ひとりの持ち味が出た。優勝を狙っていたし、自信もありました」。練習に協力してくれた母親の由紀さんにも感謝していた。
流山市発祥のスポーツ
ヘルスバレーボールは流山市発祥のスポーツ。ストレッチ体操用のヘルスボールを使った球技を考える中で1978年ごろに誕生した。小学生大会は「日本ヘルスバレーボール連盟流山本部」(木村敏彦会長)が主催し、今年で12回目。
バドミントンのダブルスのコート(13・4㍍×6・1㍍)を使用し、ネットの高さは2㍍(小学生は1・8㍍)。1チーム4~6人で編成。サーブは打たずに投げ入れる。2~5回で返球し、1回で返すと相手の得点になる。ヘルスボールは長径が約90㌢、短径が約50㌢の楕円形。ボールが空中で不規則な動きをするため、本来のバレーボールとは一味違った楽しさがあるという。
東葛地区ミニバス新人戦
男子松戸MBCが連覇
女子野田MBCが2年ぶりに新人戦制す
第9回東葛地区ミニバスケットボール新人戦は2月18日、野田市関宿総合体育館で決勝があり、男子は松戸MBCが連覇、女子は野田MBCが2年ぶりの優勝を果たした。
男子19チーム、女子33チームが参加し、予選リーグを勝ち抜いた各8チームが決勝トーナメントに進出した。
▽男子決勝
松戸MBC 54-26 二ツ塚ロケッツ
男子決勝は、連覇を狙う松戸MBCと、準決勝で延長戦の末に劇的な勝利を収めた二ツ塚ロケッツ(野田市)が対戦。第2クオーター(Q)を終了して18―14と松戸の4点リードで折り返した。ここまでは二ツ塚がよく食らいついたが、第3、第4Qに松戸が底力を発揮。パスカットからの速攻などで二ツ塚を引き離し、54―26で大勝した。
松戸は昨年の関東大会千葉予選で準優勝、関東大会は7位と健闘した。新チームは関東大会を経験した4人が中心。なかでも長身を生かして18ゴール36得点の渡邊怜君と、鋭いドライブインなどで9得点をあげた高橋恒輝君の活躍が光った。渡邊君は「新人戦で勝てたことは大きな自信になりました」と胸を張った。
▽女子決勝
野田MBC 44-17 我孫子ラビッツ
女子決勝は、立ち上がりから攻勢をかけた野田MBCが最後まで我孫子ラビッツの反撃を許さず、44―17で勝った。
野田のキャプテン高木菜々美さんは「優勝できてうれしい。練習は厳しいけれど、みんな仲がよく楽しい」とチームワークでつかみ取った優勝を喜んだ。半山美穂コーチは「昨年の県大会で準優勝した経験を生かし、強い気持ちが出た試合だった」と選手たちをたたえた。
白井市スポ少学年末駅伝大会
チームの誇りを胸に
笑顔の全力疾走
6年生の卒団を祝う白井市スポーツ少年団学年末駅伝大会が2月11日、白井運動公園で開かれ、男子はサッカーの白井富士赤、女子はミニバスケットボールの清水口オーロラがともに連覇を果たした。
男子13チーム、女子6チームが参加し、競技種目を超えた戦いに応援席も大いに盛り上がった。レース後、6年生全員に卒団証書と記念品が贈られた。
主な結果は次のとおり。
【男子】①白井冨士赤②桜台フットボールクラブ③白井フットボールクラブガチ
【女子】①清水口オーロラ②昴MBC(A)③ワイルドキャッツ
第6回柏マスターズフットサル大会
オーバー40パパも大活躍
マルコジが王者に
40歳以上の朝日スポーツキッズ杯第6回柏マスターズフットサル大会(東葛マスターズリーグ事務局主催、朝日スポーツキッズほか協賛)が2月18日、柏市沼南のエフネットフットサルクラブであり、マルコジOver40が決勝で柏ソレイケを1―0で下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。
3位決定戦は、スケアクロウ・BがFCアレンツァに3―0で快勝した。
大会は、12チームが参加し、3ブロックに分かれ予選リーグを戦った後、各順位に合わせて3つのトーナメントで試合を行った。50歳以上の部にも2チームが参加し、力強いプレーを見せた。
▽決勝
マルコジOVER40 1-0 柏ソレイケ
決勝は、互いに洗練されたテクニックが光る戦いとなり、決勝にふさわしい試合となった。前半から早いパスワークとフットサルならではのボールコントロールで互いにけん制し、スコアレスで後半に入った。試合を動かしたのがマルコジのシューター役を担う原田克士選手。ボールをもらうとワンタッチで振り向きシュート。強烈に放たれたボールは、ソレイケゴールに突き刺さり、先制。「利き足では無かったが、上手くいった」と原田さんは振り返る。このまま、1点を守り抜いたマルコジが王者に返り咲いた。
試合後、キャプテンの小林賢二さんは「大黒柱の選手が来れなかったが、功を奏してチームが一致団結できた。去年は決勝Tにも上がれなかったので、優勝はうれしい」と話した。
参加したパパさんたちは、切れのある動きを見せ、現役フットボーラーのかっこよさをグラウンドで披露した大会となった。