少年少女スポーツ 2018年4月の話題
全国ソフトボール大会でベスト8
松戸JSLグリーンレイズ
第11回春季全日本小学生男子ソフトボール大会が3月25~27日の3日間、宮崎県で行われ、千葉県代表として出場した松戸市のソフトボール選抜チーム「松戸JSLグリーンレイズ」(富田正二監督)がベスト8の好成績を上げた。
関東大会千葉県予選会で優勝したグリーンレイズは、2年連続3度目の全国の舞台。グリーンレイズ選手21人とコーチ陣は3月20日、本郷谷健次松戸市長を表敬訪問し、全国大会への意気込みを語った。
主将の杉村敬斗君(八ヶ崎小)は「チームワークがよくピンチに強いチームです。流れに乗ると2点、3点と得点することができるので、優勝目指してがんばります」と力強く語った。小森ヘッドコーチが厚い信頼を寄せるエースの関根侑真君(八ヶ崎第二小)は「自分が抑える気持ちです。一つのミスが勝敗を分けるので、3日間6試合を投げきりたい」と全国制覇への意欲を熱く語った。
松戸市はソフトボールが盛んで全国有数の強豪チームがひしめく。プロ野球で大活躍の涌井秀章投手(現千葉ロッテマリーンズ)や、昨年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスに2位指名された高橋礼選手も小学生時代、市内のソフトボールチームで練習に励んだ。本郷谷市長は、「プロ野球で活躍している先輩たちも一生懸命がんばっているので、そういった選手を目指しがんばって欲しい。全国大会では一つでも多く勝って、チームワーク良く、がんばってください」と選手たちを激励した。
春季大会で5年生だった選手たちが、主力の6年生となって今季、各チームを率いる。夏の本番に向かってパワーアップに期待大。
【全国大会出場選手(チーム名)】 敬称略
関根侑真・斎藤悠貴(八ヶ崎レッドウイングス)・小川祥汰・石原宇大(あじさいイーグルス)・五十嵐尚太・黒崎柊希・大楽陸透(陣ヶ前)・石井大和・伊藤幸音(秋山)・山口慎治・木村敢太・北川辿将(古ヶ崎SK)・丸山遼太郎・高橋真斗・高下大輔(風の子)・滝川雅貴(相模台)・坂本蒼空(やなぎフューチャー)・杉村敬斗(竜房台)・鹿島羅矢・鹿島彰真・茂原一輝(松ヶ丘ライズ)
流山・柏拠点のチアダンスチーム
「PEACH☆MAX」全国3位
流山、柏両市を拠点に活動するキッズチアダンスクラブ「TEAM☆PEACH」(土屋恵子代表)のチームが、千葉市の幕張メッセで3月下旬にあったチアリーディング・ダンス全国選手権大会「USAナショナルズ」で3位入賞を果たした。
全国11カ所の地区大会を勝ち抜いたクラブチームや学校などが技を競った同大会に、「TEAM☆PEACH」は昨年に続いて全5チーム、59人が出場。小学5~6年生14人の「PEACH☆MAX」が、ポンポンを使った部門のユース編成(小学6年以下)ミディアムB(9~14人)で3位に入った。
リーダーの6年生、三村凛さんは昨年も「PEACH☆MAX」のメンバーとしてこの大会に出場し、全国一になった。2年連続優勝はならなかったが、「これまでで一番いいダンスができました」と喜ぶ。
三村さんは今大会を最後に、幼稚園の年長から7年間打ち込んできたチアダンスを「卒業」する。技を習得するまでの苦しさ、リーダーとしてチームをまとめる苦労も知った。「高い壁を乗り越えたからこそ、いまがあると思う。全部やり切りました」
代表の土屋さんは「出場チームが増えて、レベルが上がっている。連覇はできなかったが、よく頑張ったと思います」と選手たちをたたえた。
(文中の学年は大会出場時)
第16回柏市スポーツ少年団小中学生卓球親善オープン大会
東葛勢5部門で優勝
柏の卓球大会に首都圏から549人集結
第16回柏市スポーツ少年団小中学生卓球親善オープン大会が3月24日、柏市中央体育館で行われ、千葉県内をはじめ東京、茨城、埼玉など首都圏の卓球少年少女が集結、熱戦が繰り広げられた。
今回は小学生289人、中学生260人、総勢549人が出場、東葛勢は、1部中学生男子の部で小林竜也君(流山アストロズ)が優勝し、2部のバンビ(小学2年生以下)女子の部で藤田ひよりさん(同)、カブ(小学4年生以下)男子の部で遠藤博志君(白山ジュニア)、同女子の部で小林虹心さん(柏ソレイユ)、ホープス(小学6年生以下)男子の部で富岡倖多君(TOMAX)が優勝し、16部門中5部門を制覇するなど、大健闘した。
主な東葛エリアの入賞者は次のとおり。
▽1部中学生男子の部=①小林竜也(流山アストロズ)
▽2部バンビ(小学2年生以下)女子の部=①藤田ひより(流山アストロズ)②近田彩梨(TOMAX)
▽2部カブ(小学4年生以下)男子の部=①遠藤博志(白山ジュニア)
▽同女子の部=①小林虹心(柏ソレイユ)
▽2部ホープス(小学6年生以下)男子の部=①富岡倖多(TOMAX)②角田大地(同)③高橋昌也(流山アストロズ)