少年少女スポーツ 2018年7月の話題
第28回千葉県ラグビーまつりin印西
U―12エキシビションマッチ
地元印西が逆転勝ち
第28回千葉県ラグビーまつりin印西が6月10日、松山下公園陸上競技場で開催された。子どもからトップリーグの試合まで、この日を心待ちにしていたラグビーファンが詰めかけ迫力のプレーを楽しんだ。トップリーグのNECグリーンロケッツ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦の前には一般チーム、小学生チーム、大学生チームの試合が行われた。小学生U―12のエキシビションマッチは地元の印西ラグビースクールが松戸ラグビースクールをノーサイド寸前で逆転に成功し、25―20で勝利した。
試合は立ち上がりに印西がパスをつないで先制トライするも、松戸に連続4トライを許し5―20と大きく引き離される展開となった。しかし、印西はそこから粘り強い攻撃を見せ3トライで20―20の同点に追いつき、終了間際のワンチャンスをものにする。印西の佐藤涼太君がラックでオーバーしたボールを拾うと、前に空いたスペースに抜け出し値千金の逆転トライ、大接戦を制した。
「勝ててうれしかったです。今日はチームワークがよく気合も入っていました」と、この試合4トライを挙げ大活躍の印西のバイスキャプテン佐藤涼太君。女子で奮闘したもうひとりのバイスキャプテン西穂乃香さんは「ラグビーは、ほんとうに楽しい。ストレス解消にもなります」と笑顔でラグビー愛いっぱいに話した。4月の交流戦では松戸に完敗し悔しい思いをしていたと言う西晃寿主任コーチは「今日は、試合前から気持ちを盛り上げ、準備ができていた。秋のNEC杯は3位以内を目指したい」と今シーズンの目標を掲げた。
千葉県スポーツ少年団小学生卓球親善大会中学生卓球親善オープン大会
小中学生290人が柏で熱戦
東葛勢3部門で入賞
第21回千葉県スポーツ少年団小学生卓球親善大会、第8回中学生卓球親善オープン大会は5月19日、柏市中央体育館で行われた。県内17市町、1都3県から小学生150人、中学生140人が参加し、白熱した試合を展開した。
東葛勢では、バンビ(小学2年生以下)男子の部に出場した中田惺大君(柏ソレイユ)が準優勝。カブ(小学4年生以下)男子の部の池田響一君(同)が3位に、同女子の部で山口心々明さん(流山アストロズ)、小林虹心さん(柏ソレイユ)が3位に入賞した。
あびこラグビーDAY
ロケッツ選手 多くのファンとふれ合う
あびこラグビーDAYが7月7日、NEC我孫子事業場ラグビーグラウンドで行われ、グリーンロケッツファン約1000人が参加し大盛況。
来年開催されるラグビーワールドカップの人気も相まって、ラグビースクールの子どもたちをはじめ、近隣市町から大勢のラグビーファンが駆けつけた。
お目当てのトップチーム対戦は、日本選手権7連覇を果たした名門釜石シーウエィブスRFCと、グリーンロケッツのオープン戦で、迫力満点。ロケッツが57―14で圧勝しファンも大喜び。
試合終了後、選手とファンとの交流イベントも大好評。選手による「御姫様抱っこ賞」、「腕相撲賞」などユニークな賞品に歓声があがった。サイン入りボールを射止めた柏ラグビースクール木原綾介君は「七夕の短冊に書いた願いが叶って本当にうれしい、ラグビー大好き!」と大満足。
フランカーの亀井亮依選手と共同キャプテンを努めるセンター森田洋介選手は「チームは右肩上がりで、フレッシュな力の成長もあり底上げができました。今季もご声援よろしくお願いします」と呼びかけた。