少年少女スポーツ 2021年1月号の話題
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快挙!
日体柏高レスリング部 全国大会4連覇
日本体育大学柏高校(氷海正行校長)レスリング部は昨秋、新潟市で行われた風間杯第63回全国高等学校選抜レスリング大会の学校対抗戦で見事優勝、4連覇を達成。個人戦でも92㌔級での優勝をはじめ5階級で3位以上の好成績を挙げ大健闘。12月8日、生徒らは柏市役所を訪れ、秋山浩保市長に好結果を報告した。
風間杯は、男子高校レスリングの国内2大大会の一つ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年春の開催が秋へ変更になった。部活動も4、5月の練習は全て中止。対外試合も実施できず大会に臨んだという。大澤友博監督は「下馬評では、今回の優勝は難しいと言われていた」と説明。それでも3年生の4連覇に向けた思いは強く、準決勝で強豪の花咲徳栄高(埼玉)を倒し、決勝で優勝候補の埼玉栄高に勝利した。3年生の佐々木徳丸主将は「チームメイト、保護者や関係者のみなさんのおかげで全国制覇できました」と感謝し、「ここで満足することなく、さらなる高みを目指し練習に励んでいきたい」と力強く語った。
ナガタ杯ゲートボール大会
取手フラワーズ4年ぶりの優勝
第26回ナガタ杯ゲートボール大会が昨年11月9日、取手市「かたらいの郷」ゲートボール場で開催され、取手フラワーズがチーム取手の4連覇を阻み、4年ぶり3度目の総合優勝に輝いた。55歳から95歳までの16チーム80人の選手が熱戦を繰り広げた。
試合は1コート4チームを4面に分け、四角形のリーグ戦で行われ、各コート1位の最高成績チームが総合優勝(ナガタ杯)に。各コートの1位は、レッドローズ、西友クラブB、竜の子。
取手市ゲートボール協会の霧生秀明さんは、「コロナ感染防止対策で大会運営に万全を期した」と話した。
総合優勝した取手フラワーズ篠田勝廣さんは「ゲートボールを始めて7年になりますが、大変うれしいです。チームーワークの良さが勝因です。これからも足腰が立つうちは頑張りま
す」と笑顔で話した。
ラグビーで地域振興目指す
グリロケ、柏・我孫子と協定
ラグビートップリーグの「NECグリーンロケッツ」(グリロケ、我孫子市)が地域振興、地域貢献のため、我孫子、柏両市と12月12日、連携協定を結んだ。2022年1月開幕予定の新リーグに向け、両市を「ホストエリア」とし、ラグビー教室や商店街と連携のマチづくりに貢献する。
グリロケが新リーグに参加するには、観客の収容規模が大きい会場が必要だ。我孫子、柏両市に協力を求め、柏の葉総合競技場を「ホストスタジアム」として年5、6回のホームゲームを目指す。藪内正三・グリロケ部長は「両市民に愛されるチームとなりたい」と語った。