少年少女スポーツ 2021年2月号の話題
その他のスポーツ
ソフトボール 涌井杯争奪松戸地区選抜大会
馬橋V 4年ぶり3度目
松戸市出身で、地元のソフトボールチームに所属していたプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス涌井秀章投手の優勝杯をかけた涌井杯争奪第25回松戸地区選抜ソフトボール大会は12月13日、同市立八ケ崎小学校で決勝があり、5つの子ども会チームで編成した馬橋が松戸南を9―2で破り、4年ぶり3度目の優勝を果たした。
34の子ども会チームが9地区に分かれ熱戦を展開。3位は上本郷と小金だった。
▽決 勝
馬橋 | 1-8-0-0 | 9 |
---|---|---|
松戸南 | 1-0-0-1 | 2 |
⚾…両チーム共に一回に得点。先攻の馬橋は先頭打者田口虹太朗君のライトオーバー3塁打でチャンスを掴むと、3番大川巧真君のショートゴロで1点を先制。その裏、松戸南も1番打者鈴木嶺君がセンターオーバーの3塁打、3番瀧上颯士君のセンターへのタイムリーで同点。
二回の馬橋は、猛攻撃を開始。7番伊藤圭吾君のセンターへのタイムリー、続く満塁のチャンスには田口君が走者一掃の3塁打をセンターに放ち、この回大量8点を挙げ大きくリード。その裏、松戸南の攻撃を先発斉藤悠貴君が三者凡退に抑え、試合の流れを掴んだ。守っては三回、四回を斎藤君、高橋瑛士君の投手リレーで、連覇を目指す松戸南の反撃を抑えて快勝。4年ぶり3度目の優勝を勝ち取った。運営担当の松原玲監督は「コロナ禍ですが、地区の皆様の協力もあり2カ月前からチーム作りができました。選手は大変よくやってくれました」と目を細めた。田口君が最高殊勲選手に選ばれた。
空手 兄弟そろって黒帯に
我孫子の小澤太智君、直己君
我孫子松濤館に所属する小澤太智君(我孫子市立久寺家中2年)、直己君(同市立根戸小6年)の兄弟が昨年10月、神奈川県綾瀬市のNPO法人日本空手道協会総本部で開催された昇段審査会で、同時に初段位合格。兄弟そろっての黒帯取得は同協会史上初めての快挙だ。
二人は6年前、父の公夫さんに武道を勧められて空手を始めた。兄の太智君は「武器を使わず戦うところがかっこいいと思った」と振り返る。「練習では先生の技が速いし、形がきれいでついていくのが大変だけど頑張っている。入った時から二人で黒帯を目指していたからうれしい。教えてくれた人に感謝したいです」と合格を喜んだ。弟の直己君は「最初は厳しくて嫌になった時もあったけど黒帯になりたくて頑張った。基本をしっかりやって、先生を見て考えて練習しています。これまでの努力が報われた感じがしてうれしかった」とにっこり。
二人の指導に当たり、当日も審査員を務めた勝野二郎師範は「二人とも真面目にしっかり稽古しているので取れるだろうと思っていましたが、初めてのことでうれしかった」と快挙を喜び、「これからは師範の手伝いや、自分を鍛えながら小さい子を指導してほしい」と期待を込めた。二人は共に「次は2段を目指したい」と意気込みを語った。
チーム紹介
ミニバスケ白井 昴MBC
頑張ることはかっこいい!
小学生対象の女子ミニバスケットボールクラブ「昴MBC」は白井市立大山口小学校を拠点に1981年発足。地元に根差した活動を展開し、昨年、第42回関東ミニバスケットボール大会千葉県予選会で準優勝の好成績を収めた。
激しいディフェンスで敵のボールを奪い、速攻を仕掛けるアグレッシブな「ラン&ガン」をモットーに、1対1の能力を高める練習に重点をおく。特に筋力トレーニングは行わず、基礎練習の中での体力づくりが特徴だ。全体メニューのほか、低学年、高学年に分かれ、個々のレベルに合わせたメニューでレベルアップを図る。
兵藤朋徳監督は、「比較的おとなしい選手が多いのですが、ボールへの執着心はほかのチームには負けません」ときっぱり。「全力で頑張ることは恥ずかしいことではなく、かっこいいこと。何事にもチャレンジする大人になってほしい」とエールを送る。木村友理香キャプテン(大山口小6年)は、「お互い良い所、悪い所を言い合って、どんどん成長していけたらいい」と元気いっぱいだ。
メンバーは現在、小学1年生から6年生までの17人。白井市内のほか、近隣の市からの参加者も募集中だ。
練習は、毎週土曜日9時~12時30分と、日曜日9時~17時。水曜日は17時30分~19時30分自主練習。
問い合わせは、ホームページhttps://subaru-mbc.jimdofree.com/から。