少年少女スポーツニュースOther sports News
少年少女スポーツ 2022年4月の話題
ラグビー リーグワン1部
東葛 トヨタに完敗
ラグビーのリーグワンは終盤を迎え、し烈な戦いが繰り広げられている。東葛8市をホストタウンとする1部のグリーンロケッツ東葛(旧NEC)は、第12節終了時点で最下位と苦戦を強いられている。
第11節の3月27日、東葛はホームの柏の葉公園総合競技場でトヨタヴェルブリッツ(旧トヨタ自動車)と対戦。姫野和樹ら日本代表4人を擁するトヨタに5トライを許し、10―36で敗れた。
自力での初勝利に燃える東葛だったが、立ち上がりからトヨタの分厚い攻撃にさらされ、防戦一方。12点差を追う26分、CTBマリティノ・ネマニが抜け出し、フォローしたCTB児玉健太郎がインゴールに飛び込んで5点を返した。
5―29で折り返した後半8分、ラインアウトモールを押し込んでFL大和田立がトライを奪い、10―29と差を詰めた。その後もトヨタの猛攻をよくしのいだだけに、前半の失点が悔やまれる。
レギュラーシーズンは残り3試合。次戦は4月24日、ホームにシャイニングアークス東京ベイ浦安(旧NTTコム)を迎え撃つ。
日本ID陸上選手権
ダイバーシティA.C.千葉 大躍進
岸田400㍍1位・眞次400㍍H1位
第26回日本ID(知的障がい)陸上競技選手権大会が3月13日、千葉県総合スポーツセンターで行われ、松戸市を拠点に活動しているダイバーシティAC千葉(大門寛子代表)の所属選手が大活躍した。400㍍日本記録保持者の岸田悠弥(25)が期待に応え1位に、同じく400㍍H日本記録保持者の眞次駿英(25)も1位に輝いた。
このほか、嶌田開人(19)が400㍍で4位に入賞し、共に練習をしている米澤諒(エスプール・25)が800㍍で1位になった。
岸田、米澤両選手は、これまでの活躍が認められ、2021年度の千葉県障がい者スポーツ協会表彰も受賞。大門代表は、「どんな状況下でも、継続して応援してくださるみなさんに感謝しています。今年度も各選手が力を最大限に発揮し、自己記録を更新していきますので、期待して欲しい」と意気込みを語った。
岸田選手と米澤選手のほか、200㍍の鈴木裕貴選手を含む3人は2022年度の千葉県強化指定選手に選ばれ、次回のパリパラリンピックを目指す。
同チームは、松戸市陸上競技場をはじめ、佐倉など県内の施設で練習を重ねている。一般社団法人を取得し、グループホーム運営など、幅広い活動も展開。応援会員を募集中だ。詳細は同チームのホームページで。