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少年少女スポーツ 2023年1月の話題
第2回少年少女相撲大会「柏力杯」
「相撲のまち」柏で熱戦
第2回少年少女相撲大会「柏力杯」が12月24日、柏市中央体育館と相撲場で開かれた。4歳以上の幼児の部と小学生の学年別個人戦に北は青森県、南は宮崎県など全国各地から男女272人が参加した。
コロナ禍で小学生の相撲大会が減っていることを受けて、柏市相撲連盟の永井明慶理事長(柏相撲少年団監督)らの呼びかけで2021年に第1回が開催された。今回は小学生高学年の部に「軽量級」を新設。体格差のハンディを気にせず戦えるようにした。
6年生女子の部で優勝した今井歩夢は、幼稚園年長で柏相撲少年団に入団。自宅がある茨城県取手市から毎週土曜、稽古に通っている。「わんぱく相撲女子全国大会」に2年連続で出場し、5年生で3位、6年生で準優勝を飾った。
幼いころから2歳違いの兄、望夢さんと一緒に柔道と相撲を習ってきた。目標にしている選手は、女子相撲で世界一になったこともある柏市出身の奥富夕夏さん。柔道教室で指導してくれたのも、相撲の世界に誘ってくれたのも奥富さんだ。
6年生男子の無差別級は静岡県沼津市から参加した佐々木久継が制した。3年生のとき、相撲のルールもよくわからずに出場した地元の「わんぱく相撲」三島場所で5位。「悔しくて」相撲を習い始めた。
177㌢、151㌔の堂々たる体格。4月には親元を離れて、永井監督の自宅で寮生活を始める。柏市の中学校に通いながら、永井監督の指導のもと稽古に励み、「大相撲の力士になりたい」という目標の実現をめざす。
ラグビー リーグワン開幕
東葛 耐えて4年ぶり勝利
あす21日、アウェーで横浜キヤノンイーグルスと対戦する。 ラグビーのリーグワンは2季目が開幕。昨季最下位だったNECグリーンロケッツ東葛は花園近鉄ライナーズを36―34で下し、白星発進した。リーグワンになって2シーズン目での初勝利。前身のトップリーグ時代をあわせると4年ぶりの勝利だった。
12月18日、柏の葉公園総合競技場。花園との開幕戦は、手に汗握るシーソーゲームになった。
前半、風上から攻める東葛が優位に試合を進め、3トライなどで19―3と大きくリード。その後花園に2トライを返され、19―15で折り返した。
後半に入ると花園の逆襲にあい、11分と15分にトライを許して24―29と逆転される。東葛も奮起。21分と30分に連続トライを挙げて36―29と突き放す。勝負あったかと思われたが、35分にトライを奪われて36―34と2点差に迫られた。
ロスタイムには花園の猛攻にさらされた。31フェーズにおよぶ連続攻撃に対し、東葛は激しいタックルで応戦。反則をすればペナルティーゴールで逆転される厳しい局面だったが、耐えて歓喜の瞬間を迎えた。
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東葛は第4節終了の1月15日時点で1勝3敗、勝ち点4で10位。