少年少女スポーツニュースOther sports News
少年少女スポーツ 2023年6月の話題
ソフトボール東葛地区選抜中学生大会
松戸対決 一中が逆転V
第33回東葛地区選抜中学生ソフトボール大会の決勝が5月13日、柏市逆井運動場で行われ、松戸一中が松戸三中を4―3で下し、優勝した。3位はレオネッサカリーナ(柏市)だった。大会には東葛地区16チームが参加しトーナメント方式で優勝を争った。
試合は初回、一中が1点を先制するも、三中がすぐに2点を返す。続く二回、三回は両チームのエースが共に見事なピッチングを見せヒットを許さない。四回、三中は2死一、三塁のチャンスをものにし9番渡邉小春のヒットで1点を追加、3―1でリードした。流れはこのまま三中に傾いたかに思えたが最終回、一中打線が繋がり大攻勢をかけた。ヒットとバントなどで3者連続出塁を成功させ無死満塁と絶好のチャンスを迎える。主将で4番の鈴木心菜が「自分に打順がまわってきたので絶対打ってやろう」と強打、打球はレフト方向の適時打となり2人が還り同点に追いつく。さらに6番江上牧が1死二、三塁のチャンスにタイムリーヒットを放ち、4ー3とついに逆転に成功。最後はしっかり三中打線を抑え、春季大会のリベンジを果たした。
ENEOSサンフラワーズ Wリーグ優勝
シーズン2冠達成
柏市をホームタウンとする女子バスケットボールチーム「ENEOSサンフラワーズ」がWリーグ優勝と昨年の皇后杯優勝のシーズン2冠を達成。キャプテンの渡嘉敷来夢選手が4月28日、柏市役所を訪れ、太田和美市長に報告した。
Wリーグプレーオフ決勝最終決戦では、トヨタ自動車との激闘の末、4年振り23回目のWリーグ優勝を果たした。
昨年12月の皇后杯では、デンソーアイリスを破り、見事10連覇。リーグ戦、皇后杯ともMVPに輝いた渡嘉敷選手は、初めてキャプテンとなったシーズンで最高の成績を挙げ満面の笑顔。太田市長はチームの健闘をたたえ、今後の活躍にエールを送った。
大相撲 五月場所
木竜皇 幕下優勝
7戦全勝の快挙
大相撲五月場所で柏市立第二中学校相撲部出身の木竜皇(立浪部屋 本名・坂本博一)が7戦全勝での幕下優勝を果たした。
場所後の5月31日、木竜皇が柏市役所を訪れ、太田和美市長に優勝を報告した。木竜皇は「いつものパワーが出せて優勝できた。今の自分があるのは柏で学んだ経験のおかげ。地域の皆さんに恩返しをしていく気持ちでがんばりたい」と感謝を述べた。太田市長は、「柏市出身の力士の活躍を誇りに思う」と健闘をたたえた。
力士の中では、身体が大きい方ではないという木竜皇。「場所中のプレッシャーで5キロも痩せた」と苦しい戦いを振り返った。今後の目標は「もちろん横綱。年内には十両。時間がかかっても必ず横綱になりたい」と力強く語った。弟で同じ部屋の力士である春雷と日々切磋琢磨し、相撲道を邁進中だ。