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少年少女スポーツ 2023年9月の話題
バレーボール 松戸市ユーカリカップ
柏ビクトリー(女子)準優勝
第8回松戸市近隣小学生バレーボール大会「ユーカリカップ」が7月29日、松戸市運動公園体育館で行われ、男子は法典東SC(船橋市)が、女子は実花バレーボールクラブ(習志野市)が優勝した。
地元松戸市のほか柏、習志野、千葉、船橋、香取市から男女10チームが参加した。試合は6人制、男子は4チームの総当たり戦で、女子は6チームを2ブロックに分け予選リーグ、決勝トーナメントで頂点を目指した。
女子の部決勝は、昨年の覇者地元小金原JVCを準決勝で破った実花バレーボールクラブと東葛地区の意地を見せたい柏ビクトリーエンジェルスAとの対戦となった。
第1セット、柏は立ち上がりから実花の強列なサーブで崩されミスも目立ち12―21で落とすが第2セットで猛反撃。サービスエースを連発し右からの強いアタックで21―17と巻き返した。ファイナルセットに入ると、実花はいきなりサービスエースで3連続得点と勢いづいた。これに対し柏ビクトリーも前衛長身2枚のアタック&ブロックで応戦し、10―11と1点差に迫るが、最後はブロックアウトでゲームセット。フルセットの白熱した大接戦の末、柏ビクトリーは惜しくも優勝を逃がした。
柏ビクトリーの濱野沙奈主将は「一球一球を大切に、点を決めたら思い切りみんなで喜ぼうと試合前に言い合った」と悔しい気持ちを抑えながらも明るく元気に話してくれた。
ソフトボール 中学生女子全国大会
柏のレオネッサ初優勝
日本ソフトボール協会主催「第23回全日本中学生女子ソフトボール大会」が8月11日から13日まで大阪市で行われ、柏市のレオネッサカリーナソフトボールクラブ(太田耕作代表)が見事初優勝し、全国41チームの頂点に立った。
優勝メンバーは8月22日、優勝カップ・メダルを手に柏市役所を訪れ、太田和美市長に全国制覇を報告した。
同チームは社会人クラブ「レオネッサ柏SC」のバックアップを受け2021年に創立。チームスローガン「常勝」を掲げて富永靖浩監督の下、柏市近隣の中学生23人が練習に励んでいる。創立3年目での快挙に富永監督は「目標をはっきり定め、そこにまい進してきた子どもたちの努力のたまものだと思います」と選手の頑張りをたたえた。キャプテンの太田真緒さん(船橋市立前原中3年)は「チーム全員がこれまでたくさん悔しい思いをしてきて、私としてもいろんな思いを抱えながら最後の全国大会で一番の夢を叶えることができ、とてもうれしいです」と笑顔で話した。
表敬訪問
柏で相撲を始めた
豊昇龍 新大関に
大相撲名古屋場所で初優勝し、大関昇進を果たした豊昇龍関(24)が8月1日、相撲を始めた柏市役所を訪れ、太田和美市長に優勝と大関昇進を報告した。
モンゴル出身の豊昇龍関は、中学卒業後に日体大柏高校に留学。レスリング部から相撲部に移り修行を始め、初土俵は卒業後の2018年。20年の秋場所で新入幕を果たした。おじは元横綱・朝青龍。立浪部屋。
大関として臨む9月場所(9月11日~25日)に向けて、「けがをせず、一番一番いい相撲をとって、応援してくれる人たちに元気を届けたい」と話した。
本名/スガラグチャー・ビャンバスレン(24)・名古屋場所は12勝3敗で優勝および敢闘賞
テニス 全日本ジュニア女子ダブルス
札場・安川ペア 準優勝
柏・野田の小学生大健闘
2023ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権が8月16日~28日、有明テニスの森公園テニスコートで行われ、初石テニスクラブ所属の札場木葉さん(柏・十余二小6)と、野田のロイヤルSCテニスクラブ所属の安川結亜さん(野田南部小6)ペアが12歳以下女子ダブルスで準優勝した。
酷暑の中、関西1位で第3シードのペアに勝利することだけを考えて初戦に臨んだと話す二人は全国の舞台で大健闘。「過去プレーした中で1番のプレーができた」と2―0で快勝し、勢いがついた。
準決勝で対戦したのは、関東大会の準決勝で敗れた相手と同じクラブの選手。その敗戦を生かし、様々なパターンの打球で揺さぶりをかけ、勝利した。二人ともに調子が上がり迎えた決勝の舞台は、憧れのセンターコート。観客の多さから会場の雰囲気にのまれ、距離感がつかめないままコートに立ったという二人は悔しい準優勝となった。 札場さんは「この経験を次に繋げたい」と前を向き、練習に打ち込む日々。祖父、祖母の影響もあり3歳でテニスを始め、小学1年から初石TCで本格的に始動。両親、コーチに支えられながら週6日間の練習でさらなるステップアップを目指す。将来の目標は「プロになって4大大会で優勝」ときっぱり。