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少年少女スポーツ 2023年11月の話題
東葛中学駅伝
我孫子 最多13度目V
過去最多74校が参加
「東葛駅伝」で知られる第75回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が10月21日、野田市総合公園陸上競技場から松戸市立中部小学校までの10区間、32・1㌔のコースに過去最多の74校が参加して開かれた。我孫子が2大会ぶり13度目の優勝を果たし、柏、我孫子・白山と並んでいた通算優勝回数で単独トップに立った。我孫子・久寺家が2位、流山・常盤松が3位だった。
エースが集う最長3・8㌔の1区。我孫子は荒井稜司(3年)が柏五と並んで先頭でたすきをつなぎ、流れをつかんだ。2~4区の3区間は3位でレースを進め、5区の伊東郁(3年)でトップに浮上。続く6区の西田聖哉(2年)が久寺家以下に約40秒の大差をつける快走をみせ、残り4区間は独走となった。
6区間で争われた2月の県中学新人駅伝では常盤松が優勝し、我孫子は3位だった。荒井主将は「10区間の勝負なら、一番強いと思っていた」。指導者として6度目の東葛駅伝制覇を果たした樋口清和監督は「メンバーに入れなかった生徒も、最後まで一緒に頑張ってくれた。立派な子どもたちです」と笑顔を見せた。
■10位入賞校
①我孫子 1時間42分46秒
②我孫子・久寺家 1時間43分13秒
③流山・常盤松 1時間43分20秒
④流山南部 1時間44分38秒
⑤松戸六 1時間44分50秒
⑥柏五 1時間44分58秒
⑦松戸・常盤平 1時間45分07秒
⑧野田一 1時間45分38秒
⑨野田・岩名 1時間45分57秒
⑩松戸・小金南 1時間46分09秒
白井陸上交流
小中学生アスリートが躍動
小中学生が練習の成果を競う「2023白井陸上交流大会」(朝日新聞販売会社NIS後援)が10月28日、白井市の白井運動公園陸上競技場で開かれた。主催の白井アスレチックアカデミー(SAA)を中心に小学4年~中学3年の約200人がエントリーし、計14種目が行われた。
10月22日にあった13歳以下の県大会「ATHLETICS MEET」で活躍した選手が、実力を発揮した。6年男子100㍍で優勝(12秒97)した鈴木虎臣(いんばジュニア)は、県大会U13(小4~6年)80㍍障害の優勝者だ。5年男子100㍍を14秒21で制したソゥルシ アティラ潤(SAA)は、県大会ではU12(小4~5年)の同種目で2位に入った。
SAAはこの夏、男女混合400㍍リレーで5年ぶりに全国大会に出場。予選で52秒15のチーム記録を更新し、B決勝では51秒82と記録を短縮して2位に入った。リレーメンバーの稲田武蔵(6年)、今岡星奈(同)、林心麗(同)らも今大会に参加し、各種目で健闘した。
快挙!東葛のダンスキッズ
タップでアジア制す
韓国で8月4日に開催されたダンスのアジア大会「IDO WORLD DANCE FESTIVAL 2023 COMPETITION」のタップダンス部門チルドレン(12歳以下)グループ(4~7人編成)で、柏市を拠点のグループ「スウィンギータップダンスキッズ」が1位を獲得した。チルドレンソロでも同チームの齋藤榮梨馨さん(松戸市常盤平三小・6年)が優勝した。優勝メンバーは、齋藤さんのほか、石井ひかりさん(我孫子市四小・5年)、中村聡介さん(松戸市馬橋北小・4年)、東怜史さん(松戸市松ケ丘小・4年)。
コーチの尾﨑美月さんは、「楽しく学んで、上手くなってくれた」「4人ともダンスに真摯に取り組んでくれた」と選手をたたえた。
ゲートボール
健康長寿を支えるナガタ杯
サンフラワー初優勝
第29回ナガタ杯ゲートボール大会が11月1日、取手市のかたらいの郷ゲートボール場で開かれ、約70人の選手が元気いっぱいに熱戦を繰り広げた。大会参加者の最高齢は98歳。29回連続出場の97歳も元気はつらつ。健康長寿を支える大会は株式会社ナガタが主催。
試合は15チームが4コート4リーグに分かれ、勝率と総合得点で優勝を目指す。
熱戦の末、3戦全勝で総得点48のサンフラワーが悲願の初優勝を達成した。主将代理の山口武さん(81)は「毎年、頑張ってきたので、優勝は光栄でうれしいです。来年は連覇を目指し、頑張りたい」と意欲満々だ。
取手市ゲートボール連合会の霧生秀明さん(79)は「練習で体を動かし、仲間としゃべり、作戦を考えることで元気です」と話した。