トップページ > 他競技
少年少女スポーツニュースOther sports News
少年少女スポーツ 2024年1月の話題
相撲 第3回柏力杯
「相撲の街」柏で熱い戦い
第3回少年少女相撲大会「柏力杯」が12月23日、柏市中央体育館で開かれた。「相撲の街」柏の地で、力士をめざす子どもたちを応援するプロジェクト「柏力会」が主催。4歳以上の幼児の部と小学生の学年別個人戦に北は青森、南は福岡、佐賀など全国各地から男女約300人が参加した。
小学6年生無差別級には、12月3日に東京・両国国技館であった第36回全日本小学生相撲優勝大会の上位3選手が顔をそろえた。史上5人目の3連覇を達成した岡山裕弥(青森)、準優勝の佐々木陽希(秋田)、3位の大貫夏陽(柏相撲少年団)。183㌢、140㌔と、けた違いのスケールを誇る岡山が準決勝で佐々木、決勝で大貫とライバルを連破し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。前回大会は準々決勝で佐々木に敗れ、悔し涙を流した。「気持ちで負けていた。この1年、死ぬ気で稽古をしました」と岡山。小学校卒業後は地元の中学校に進学し、相撲を続ける予定という。
柏市相撲連盟理事長で柏相撲少年団を率いる永井明慶さん(41)の長女、千麗が小学4年生女子の部、長男の師園が幼児の部でそれぞれ優勝した。大関の豊昇龍ら数多くの大相撲力士を育成し、名指導者として知られる永井さんは、表彰式後に撮影した親子3人の写真をSNSに投稿。「好きなことで金メダルを取れるというのは最高なことだと思います」とコメントを添えた。