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少年少女スポーツ 2024年3月の話題
柔道の星から相撲の道へ
野田市の小口次郎さん 「旭天道」として卒業式に臨む
野田市愛宕出身。今年、大相撲初場所の前相撲で白星を挙げ、晴れて力士となった旭天道(本名・小口次郎)は3月2日、両親が見守る中、県立清水高校(野田市)の卒業式に臨んだ。
今年1月、大島部屋(元関脇旭天鵬の大島勝親方)入りした旭天道は昨年、夏場所の千秋楽前に大島部屋からオファーを受けた。その直後、高校3年の夏休みに自ら大島部屋へ出稽古に行き、これまでできなかったことや、技を一つずつ会得する楽しさを知ったという。
小さい頃から柔道に打ち込み、小学4年生で千葉県の強化選手に指定され、高校では柔道部部長を任される期待の選手が、相撲への転向を決意した。小学6年生の頃、地元の「わんぱく相撲野田場所」で優勝。弊紙朝日スポーツキッズに「横綱は柔道の星」の見出しで紹介記事が載った。その経験が背中を押したと、父親の佳紀さん(56)が教えてくれた。
高校では食品科学科に在籍し、特技は魚を捌くこと。「料理が好きなのでちゃんこ係で長所が生かせる」と笑顔で話した。
「これから体重を増やす必要があるため、膝や関節痛、糖尿病などに留意してひたすら強くなることを目指すので、長い目で見守って欲しい」と意気込みを語った。春場所は、序の口東11枚目で番付に登場。大関琴ノ若をはじめ、隆の勝、琴勝峰ら地元先輩力士に追いつけ、追い越せ旭天道。
全国小学生ショートテニス
野田エンジェル3位に
第19回文部科学大臣杯マナーキッズショートテニス全国小学生団体戦が昨年の12月23、24日の2日間、墨田区総合体育館で行われ、野田エンジェルキッズが見事、男子の部で3位入賞を果たした。
6年生の部に出場した森本寛介さん(岩木小)と、染谷一希さん(清水台小)ペアは準決勝で敗退。昨年、一昨年と、3位決定戦で敗れ、2年連続4位だったこともあり落ち込んでいたが、染谷さんが「ここからがんばろう」と励まし、森本さんも気持ちを立て直すことができ初の入賞を飾った。森本さんは「染谷さんには本当に感謝している」とにっこり。深津敏雄コーチは、「大会では、緊張し動けなくなる選手も多かったが、よい経験になったと思う。テニスの楽しさやマナーを学び、思いやりがあり仲間を大切にできる人間になってほしい」と選手たちの成長を願った。
ショートテニスは、テニスより小さい室内コートで軽いラケットとスポンジボールを使用し、1970年代に北欧スウェーデンでテニス指導のために考案されたスポーツ。テニスの技術向上はもちろんだが、あいさつなどマナーを重視。深津コーチは「室内でテニスができるショートテニスを身近に感じてほしい」と普及にも奔走している。
流山発祥のヘルスバレー
小学生24チームが熱戦
流山市小学生ヘルスバレーボール大会が2月18日、キッコーマンアリーナで開かれ、招待チームのワラビーズ(香取市わらびが丘小)が水神あずピス(流山市立東小学校)を9―5で下し初優勝を飾った。3位はポセイドン(流山市立東小学校)だった。
大会には流山市の23チームと香取市からの招待1チーム、計24チームが参加。約170名が熱戦を繰り広げた。ヘルスバレーボールは、長径90センチ、短径50センチの楕円形で柔らかいボールが空中で不規則な動きをする。
日本ヘルスバレーボール連盟木村敏彦会長は「昭和53年、流山市スポーツ課の職員が考えた流山市発祥のスポーツ。怪我も少なく安全で小学生からお年寄りまで参加できる」と話した。
NECグリーンロケッツ東葛
ホームゲーム・柏の葉に1万人CREW計画始動
柏西口五商店会が観覧無料招待で熱烈応援
ジャパンラグビーリーグワンD2で戦うNECグリーンロケッツ東葛が最後のホームゲームで共に闘う同士「CREW」1万人集結の計画を始動。
それに呼応して、柏西口五商店会では観覧無料招待券をご用意し、D1昇格を目指すグリーンロケッツを熱烈応援。3月24日は柏の葉を緑色に染めて応援しよう。
3月24日(日)14:30キックオフ
VS 豊田自動織機シャトルズ愛知
柏の葉公園総合競技場
柏西口五商店会枠の応募はQRコードから。
※招待枠がなくなり次第終了