少年少女スポーツ2025年1月の話題
涌井杯争奪ソフトボール大会span>
松戸西が馬橋西Aを零封

涌井杯争奪第29回松戸地区選抜ソフトボール大会が12月8日、松戸南高校グラウンドで開かれた。決勝は、松戸西地区(南花島、古ケ崎SK、秋山、わかば)が、馬橋西地区A(寿、馬橋中央、虹の街、あじさい、ゆうかり)を6―0で破り、栄冠を手にした。
涌井杯は、松戸市出身で地元のソフトボールチームに所属していた中日ドラゴンズの涌井秀章投手の優勝杯をかけた大会。市内31の子ども会が11チームに分かれ、頂点を目指した。
決勝は、松戸西が攻守で圧倒した。初回に4点を挙げて試合の流れをつかむと、三回にも2点を追加し、試合を決めた。投手陣も無失点で抑え、完勝で優勝杯を掲げた。
試合後、松戸西の木村真一監督は「子ども達全員が持っている力を全部出してくれた。選手に心から『おめでとう』と言いたい」と選手をたたえた。決勝でマスクをかぶった北川耀芯主将は「守備もきちんとできたし、打線も繋がりました。投手もナイスピッチングで、捕手としてしっかりと捕球できてよかったです」と試合を振り返り、喜んだ。
▽決勝
松戸西地区 | 4-0-2-0 | 6 |
---|---|---|
馬橋西地区A | 0-0-0-0 | 0 |
相撲 柏力杯
320人が白熱の攻防

第4回少年少女相撲大会「柏力杯」が12月21日、柏市中央体育館と市相撲場で開かれた。4歳以上の幼児の部と、小学生の学年別個人戦に北は青森、南は福岡や佐賀など全国各地から男女320人が参加し、熱戦を繰り広げた。
注目の小学6年生無差別級は、森陽向(千葉市相撲教室)が優勝した。152㌢、52㌔と小柄ながら、筋肉質で均整のとれた体つき。俊敏な動きと、左右の強烈な投げで勝ち上がった。決勝では168㌢、90㌔と立派な体格の窪田悠希(滋賀)との好勝負を制し、「低く当たって前みつを取り、下手から投げる。狙い通りの相撲が取れました」と、うれし涙を流した。
相撲を始めたのは小学1年。初めて出場した地域の大会で優勝したのがうれしくて、千葉市相撲教室に通うようになったという。鈴木貴勝コーチは「だれよりも稽古をするし、家でも毎日、筋力トレーニングと100回以上の四股を欠かさない。努力家です」とたたえる。
大会は柏市相撲プロジェクト柏力会が主催。「柏相撲少年団」代表の永井明慶さんらが2021年、コロナ禍で大会が減った子どもたちのためにと奔走し、開催にこぎつけた。いまでは定員を超える参加申し込みがある人気の大会となっている。
同少年団OBの大相撲力士、木竜皇関(十両・立浪部屋)と春雷(幕下・同)兄弟らが駆けつけ、子どもたちとふれあった。審判として土俵下から取組を見つめた二人は「子どもたちが頑張っている姿を見て、刺激をもらいました」と口をそろえた。
メダリストが印西で指南
クライミングの安楽選手

パリ五輪のスポーツクライミング男子複合で銀メダルに輝いた、八千代高校3年の安楽宙斗選手を招いたクライミング教室が、昨年12月14日、印西市の松山下公園総合体育館で開かれた。
同体育館には、ワールドカップの舞台になったこともある、高さ15メートルのクライミングウォールがある。小学3年~中学3年の51人が、午前と午後の部に分かれて、この壁に挑戦。安全確保のためのロープを身につけて登り始めると、安楽選手がレーザーポインターを使って、子どもたちがつかみやすい突起(ホールド)を伝え、「うまい、うまい」「がんばれ」と励ました。
同市の小学6年、石川悠斗さん(12)は、パリ五輪の安楽選手の登りに「衝撃を受け」、スポーツクライミングを始めた。「今日は登っている時に、安楽選手がポジティブな言葉で、励ましてくれた。いつか自分も、安楽選手のように登れるようになりたい」
安楽選手は教室終了後、「自分が言ったことが伝わって、しっかり登れた子もいて、見ていて楽しかった」と手応えを感じていた。「スポーツクライミングは、難しい課題に何回でもチャレンジできるし、クリアすると達成感がある。ぜひ一度、体験して欲しい」
主催した印西市の担当者は「子どもたちが、世界のトップアスリートと触れ合うことで、何かを感じ取ってもらえればうれしい」と話していた。
NECグリーンロケッツ東葛
ファン1万人が後押し
GR東葛、ホーム快勝

ラグビー・リーグワン2部のNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)は、11日、柏の葉公園総合競技場(柏市)で今季初のホームゲームに臨み、56―19で日野レッドドルフィンズに快勝した。この日は、ホームゲーム最多となる1万646人のファンが訪れ、力強い声援で選手を後押しした。
今季1勝1敗で迎えたこの日の試合、前半2分、ゴールライン近くのラインアウトから、GR東葛がパスを素早くつなぎ、マリティノ・ネマニがトライを決めて先制。前半中盤までは均衡した展開だったが、その後はGR東葛がゴールライン際の混戦を強い突進で次々と切り開き、トライを重ねた。
試合後、ウェイン・ピヴァックヘッドコーチ(HC)は「勝つことができてうれしい。セットプレーのチャンスを生かせなかったのは課題だが、課題があることは今後に向けていいことだ」と振り返った。
チームはこの日、「Re:柏の葉1万人CREW計画」と銘打ち、1万人の観客でスタジアムを埋めることを計画。昨季は8682人と目標に届かなかったが、1万超えを達成した。ピヴァックHCは「大声援でコーチとコミュニケーションをとれないこともあった。でもそれも問題ない」と笑いながら「ファンが多いことは、アドバンテージになる。いいラグビーができて、ファンに感謝している」と話した。
この日、家族で応援に訪れた白井市の浜田なつきさん(41)は「昨季は最後に1部復帰がかなわず、残念だった。今期は1試合ずつ勝って、ぜひ復帰して欲しい」とエールをおくった。また、試合前には場外ステージで麗澤高等学校の書道部7人が書道パフォーマンスで、「威風堂々」などと大書。「今年度一番の出来」(吉永宇菲部長)で試合の盛り上げに一役かった。
GR東葛はこの日、勝ち点を10にし、リーグ2位につけた(1月11日現在)。