柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル「われら太陽王」

ホームで浦和に勝利
リーグ戦巻き返し狙う
Jリーグ第10節の4月25日、柏レイソルはホームの三協フロンテア柏スタジアムに浦和レッズを迎え、1―0で勝利した。
リーグ戦、連敗から脱出したいレイソルと、オズワルド オリヴェイラ新監督の初陣を飾りたい浦和の試合は、立ち上がりから両チーム共にゴールを狙うシュートの応酬が展開するも、レイソルGK中村航輔、浦和GK西川周作のファインセーブでどちらも譲らず、0―0で前半を折り返した。
後半に入っても気合のこもった激しいボールの奪い合いが繰り広げられた27分、左サイドを駆け上がったDF中山雄太のクロスをFW江坂任が頭で落とし、MF中川寛斗が冷静にゴールを決め先制した。
その後、浦和の反撃をレイソル守備陣が阻止。怪我から復帰したDF鎌田次郎を中心にゴールを死守し、完封で3試合ぶりの白星を飾った。GK中村も、視察に訪れていた日本代表の西野朗新監督の目前でスーパーセーブを連発した。
試合後、下平監督は「サポーターのみなさんにやっと勝利を届けることができて、本当に嬉しく思っている。今日は出場した選手、それぞれが与えられた仕事をしっかりとこなしてくれたので本当にチームの頑張りをたたえたい」と話した。ゴールを決めた中川選手は「勝てていない試合があったので、その試合のおかげでもう一度、見直すことができて、原点に立ち直れたと思う。勝ったことで、僕らの強みや、やるべきことが明確になった」と力強く語った。
強豪浦和に勝利し、さぁ、ここから巻き返しだ。太陽の季節到来。がんばれ! われらの太陽王。