柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル 白星発進

オルンガ、江坂2ゴール
サッカーJ1リーグが開幕した。われらが柏レイソルは2月22日、ホームの三協フロンテア柏スタジアムに北海道コンサドーレ札幌を迎え、4―2で勝利し、好発進。J1復帰第1戦のゴールラッシュに満員のスタジアムは歓喜に沸いた。
試合はレイソルが前線からの守備で相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪うと素早くカウンター攻撃でゴールを狙う。前半13分、FW江坂任が左足を振り抜き先制ゴールを決めた。続く20分、江坂からパスを受けたFWオルンガが追加点を決め試合の主導権を握った。前半途中でMF瀬川祐輔が足を痛め交代。前半終了間際から膝を押さえていたDF染谷悠太も後半にはピッチに姿を見せなかった。
代わりにピッチに入ったMF神谷優太と、DF高橋祐治が奮闘し、勢いの止まらないレイソルは後半13分、再び江坂、20分にオルンガがゴールを決めた。その後、コンサドーレに2点を奪われるもGKキム スンギュのファインセーブをはじめ、イレブンが躍動し勝利に貢献した。
試合後、ネルシーニョ監督は「高い位置からの守備が機能し始めてから、得点に結びついて落ち着いていいテンポでボールを動かせるようになった。今日の1勝というのはこれからシーズンを戦っていく上で非常に重要な1勝になったと思っている」と試合を振り返った。先制ゴールを決めた江坂選手は「チャンスが何度かあったので、その中で自分のワンチャンスを決めることができた。まだまだ改善点はあるとは思うけれど、複数得点もできて攻撃には手ごたえを感じている」と話した。
昨季、J2リーグを制覇した勢いのまま2月9日、プレシーズンマッチの「第25回ちばぎんカップ」ではジェフユナイテッド市原・千葉に2―0で快勝。続く16日のYBCルヴァンカップのグループステージではガンバ大阪に1―0で勝利し、公式戦3連勝だ。新生レイソルに期待が膨らむ。