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細谷Gで湘南撃破　5試合ぶりの勝点3

明治安田J1リーグで戦う柏レイソルは5月15日、ホーム三協F柏スタジアムに湘南ベルマーレを迎え、2―1で逆転勝利。4月の浦和レッズ戦後、5試合ぶりに勝点3をゲットした。
　湘南戦は、U23日本代表として活躍したFW細谷真大がエースの意地を見せ、今季初ゴールと1アシストで勝利に貢献した。
　前半は湘南ペースで進み、苦戦を強いられたレイソル。後半に入り、徐々にレイソルペースに傾きかけた28分、一瞬の隙をつかれ湘南のFW福田翔生にゴールを許した。反撃に転じるレイソルは32分、MFマテウスサビオのスルーパスを受けた細谷のパスに木下が合わせて追いつき、後半アディショナルタイムにMF島村拓弥のクロスを受けた細谷がゴールを決め、逆転。劇的な勝利にスタジアムは歓喜に沸いた。
井原正巳監督は試合後、「逆転勝ちっていうのは昨年からほとんどないので、そういう意味では今日のゲームは非常に大きな勝点3ではないかと思うし、天気の悪い中サポーターの後押しがあっての勝利だと思う。細谷が今日ゴールも取ってくれたし、彼もこれでようやくひとつ吹っ切れて、また次のゲームからもよりゴールを量産してくれればとは思っている」と話した。細谷は「(ゴールは)待たせすぎてしまったが、今日こうやってホームで勝ててうれしいし、逆転勝利も意味のあるものだと思っているので、このまま勢いに乗りたい」と力強く話した。

後半の猛攻届かず
鹿島戦惜敗

　ホーム戦前節の5月6日、鹿島アントラーズとの試合は、開始4分にゴールを決められ、出鼻をくじかれたレイソルだった。前半は守備に追われたが、後半、FW木下康介を投入し、猛反撃を仕掛けるレイソルは20分、MF島村拓弥がゴールを決め同点に。ハンドで獲得したPKをキッカーMFマテウスサビのシュートは枠を外れ、天を仰いだ。試合終了間際に鹿島FWチャヴリッチにゴールを許し、勝点を取りこぼした。
　続く5月11日、アウェーでのFC東京戦は撃ち合いになり、3―3のドロー。4戦白星なしで3勝3敗6分だった。