柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル
上位のガンバにドロー
細谷・関根復帰もG遠く
明治安田J1リーグ第26節の8月11日、柏レイソルはホーム三協F柏スタジアムに3位のガンバ大阪を迎え、0―0で引き分けた。
連勝後に連敗という苦しい状況で夏の中断期間に入ったレイソルは、守備面を見直し強化。再開後の浦和レッズ戦は雷雨のため延期になり、ガンバ戦がパワーアップしたレイソルのお披露目となった。
パリ五輪で活躍したレイソルFW細谷真大と、DF関根大輝も合流し、サポーターの熱視線に迎えられた。細谷は、強靭なフィジカルとスピードを生かし、4本のシュートを放った。
試合は、ガンバの激しい攻撃にレイソル守備陣が奮闘。GK松本健太を中心にゴールを死守。後半途中から入ったFW木下康介がDFジエゴのクロスに合わせ決定機をつくるも相手GKに阻まれるなど、果敢にゴールを狙うレイソルだったが惜しくもドローに。
試合後、レイソル井原正巳監督は「再開初戦をホームで戦えること、そしてオリンピック組が戻ってきたところで多くのサポーターに勝点3を届けたかったが、大変悔しい思いです」と唇をかんだ。レイソルアカデミー出身で4年半ぶりに横浜FCを経て、サガン鳥栖から復帰し、後半途中から出場したMF手塚康平は「チームの勝利につなげられるようなプレーを増やすことが自分の役割だと思っています」と話した。
(8月11日現在)
