サッカーの今月の話題
第26回 東葛飾地方中学校サッカー大会
逆転ボレーシュート
常盤平中がV
「平成27年度第26回東葛飾地方中学校サッカー大会」決勝が8月26日(水)、松戸運動公園陸上競技場で行われた。
本大会は松戸、柏、葛南、葛北の代表校全20チームが参加し8月24日(月)〜26日(水)、松戸運動公園陸上競技場ほかでトーナメントを争った。
決勝は常盤平中と松戸四中との松戸市代表同士の対決となった。松戸勢は先日、全国総体の2回戦進出を成し遂げた松戸三中の活躍もあり中学サッカー関係者は明るい話題に活気づいている。
▽決 勝
常盤平中2-1松戸四中
試合は激しい雨の降る中、足元のむずかしいピッチコンディションとなった。先制したのは松戸四中。前半、コーナーキックからこぼれたボールをゴールエリア内で新日向汰選手がボレーシュートで決める。常盤平中は相手の固い守備を破れず前半を松戸四中が1―0とリードした。後半、常盤平中GKからの見事なフィードに相手GKが予測を誤り転倒。あきらめず走りこんでいた後藤龍之介選手が同点ゴールを叩き込む。このゴールで常盤中が勢いづき、試合のペースをにぎった。さらに常盤平中はフリーキックから、相手DFのはじいたこぼれ球に後藤龍之介選手が反応、見事なボレーで逆転弾を決めた。松戸四中も再三、反撃するもチャンスを生かせず、常盤平中が2―1の逆転勝利で東葛大会の頂点に立った。
試合終了後、常盤平中の宇田川大輔コーチは「前半は緊張してなかなか試合に入れなかった。最後まで自分たちを信じてよくがんばってくれた」と選手をねぎらった。
自ら2ゴールを決めたキャプテン後藤龍之介選手は「立ち上がりが悪かった。後半みんなで最後まであきらめずがんばって逆転できたのでとてもうれしい。絶対勝てると信じていた」と笑顔で話してくれた。
主な結果は次のとおり。
優 勝=常盤平中
準優勝=松戸四中
3 位=小金中・河原塚中