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朝日スポーツキッズ 2018年2月の1面話題

第17回濱田杯 東葛U―15サッカー大会

第17回濱田杯 東葛U―15サッカー大会

クラッキス松戸有終V

 第17回濱田杯東葛グラデュエーション(U―15)サッカー大会(東葛クラブユース委員会主催、朝日スポーツキッズ協賛)が3月3、4の両日、県立野田中央高校などで開かれ、FCクラッキス松戸が2年ぶり5度目の優勝を果たした。1位トーナメント決勝で、フッチSC(市川市)を1―0で下した。柏ラッセルとヴェルディSSレスチが3位だった。出場21チームを3チームずつ7グループに分けて予選リーグを行い、順位別トーナメントで全順位を決めた。

▽決勝
 クラッキス 1-0 フッチ

 25分ハーフの前半は0―0。均衡が破れたのは後半12分だった。起点となったのは松山晃大君。右サイドで相手ディフェンダーに競り勝ち、グラウンダーの速いパスを中央へ。平田海晴君のシュート気味のパスを古川浩平君がうまく足元に収め、右足でゴールに流し込んだ。
 臼井芳晴監督がゲームを振り返る。「サイドから崩す攻撃はうちの得点パターン。点を取ったあとも守りに入ることなく、最後まで攻め続けた。気持ちのこもった、いい試合をしてくれました」

2足のわらじ
 臼井監督には二つの肩書がある。鎌ケ谷市に事務所があるNPO法人「まつひだいスポーツクラブ」代表と、一昨年春からは松戸市稔台の「明和幼稚園」園長を兼務。日中はかわいい園児たちと過ごし、夕方から中学生を指導する多忙な日々を送っている。
 そんな臼井監督が気にかけていたのが、主将の荒木基君のことだ。2月16日に水頭症の手術を受けた。脳室に髄液がたまって脳を圧迫し、さまざまな症状を引き起こす。幸い、術後は順調に回復に向かっているという。「サッカーはもうできない、と言われるのが一番怖かった。高校でもサッカーを続けます」。荒木君の声がはずんでいた。
 グラデュエーション(卒業)の名のとおり、中学3年生の卒業を記念する大会。どのチームの指導者も「勝って子どもたちを送り出したい」と、最後のタイトル奪取に挑んでくる。

勝利への思い
 フッチSCの鈴木雄大監督にとっても、負けられない試合だった。どうしても勝ちたい理由があった。東京都北区の成立学園高校サッカー部のコーチに就任するため、3月末でクラブを去るからだ。
 チームとともに歩んだ11年間。幼稚園の年中だった子がクラブを巣立とうとしている。鈴木監督が選手たちに目をやり、笑顔で言った。「この子たちと一緒に成長させてもらった気がします。感謝しないといけませんね」。春は別れの季節でもある。



第34回 柏流さよなら少年野球大会

最終回3連打野田南部Rが初優勝

第34回 柏流さよなら少年野球大会

▽決 勝
 野田南部R 0001003 4
 フレンズ  1000000 1

 第34回柏流さよなら少年野球大会は2月12日、流山ボーイズグラウンドで決勝があり、野田南部R(南部ルーキーズ)が柏市のフレンズ(千代田ファイターズ・新栄ファイアーズ・柏ヤンガース・豊上ジュニアーズ)を4―1で破り、初優勝を果たした。3位は松戸市のゴールデンファイターズ(野菊野ファイターズ・松戸スラッガーズ)だった。
 決勝は、後攻のフレンズが先制。野田南部は四回に追いつき、最終回の七回に打線が爆発。4番福田健人君、5番小山爽碧君が連続ヒットで1死一、二塁のチャンスをつくり、ここで2打数2安打、長打力のある6番内海陽貴君に打順が回る。「絶対ランナーを還す」と強い気持ちでバットを振り抜いた。
 これが右中間を破るタイムリー三塁打となり、勝ち越しに成功。3連続安打で一気にフレンズを引き離した。このまま野田南部は七回裏のフレンズの攻撃を0点に抑え、初優勝の栄冠に輝いた。
 優勝した野田南部Rの廣崎錦也監督は「いつもどおりにやれば勝てると試合前にひとことだけ言った」と子どもたちのやる気を後押し。主将の廣崎漣君は「優勝できて、ピッチャーとしても抑えられてよかった。中学生になったら硬式野球をやりたい」と力強く語った。
 大会には6年生だけの単独、合同を合わせて36チームが参加。予選リーグを勝ち上がった8チームが決勝トーナメントに進んだ。最優秀選手には、3打数3安打2打点と勝利に貢献した内海君が選ばれた。





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