少年野球 11月の話題
柏市少年野球低学年秋季大会

松葉が春夏秋「三冠」
「足攻」さえ、初回に3点
▽決勝
松葉ニューセラミックスJr
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光ヶ丘シャークスB
第25回柏市少年野球低学年秋季大会(朝日スポーツキッズなど後援)は11月13日、柏ビレッジで決勝があり、松葉ニューセラミックスジュニアが光ケ丘シャークスBを5―0で破り、初優勝。春季、夏季と合わせて「三冠」を達成した。3位決定戦は、豊上ジュニアーズが柏ドリームスAを3―2で下した。
松葉のヒットはわずかに3本。足でかき回して効率よく得点した。投げては2投手で1安打完封。絵に描いたような必勝パターンだった。
初回、先頭打者の林翔吾君が死球で出塁すると、すかさず二盗。捕手の悪送球で三塁に進み、平山由馬君のライト前タイムリーで先制した。平山君も二盗、三盗に成功し、安見寿也君のセンター犠牲フライで生還。さらに二塁内野安打の小路龍冬君が二盗、三盗を決め、2死後、ワイルドピッチでホームを踏んだ。
先発の林君は2回を3人ずつで抑え、成瀬桜馬君にスイッチ。成瀬君も2回無安打1四球と好投し、林君が再度マウンドへ。1死後、初安打を許したが、後続を連続三振に打ち取った。林君は打者10人に対し6奪三振。圧巻の投球だった。
充実した1年だった。春季大会に続く夏季大会を10年ぶりに制し、柏市代表としてロッテ旗争奪県大会に臨んだ。優勝を狙っていた。ここで優勝すれば、2年後の全日本学童全国大会出場が見えてくるからだ。
残念ながら、準々決勝で敗れた。0―3。打てなかった。が、原口守監督に悲観の色はない。「レベル差は紙一重。すべては今後のレベルアップ次第。子どもたちと一緒に成長していきたい」。来年の日本ハム旗争奪戦、2年後の全日本学童へ向けて、さらなる飛躍を誓った。
▽準決勝
松葉ニューセラミックスJr 2-0 柏ドリームスA
光ヶ丘シャークスB 1-0 豊上ジュニアーズA
▽3位決定戦
豊上ジュニアーズA 3-2 柏ドリームスA