少年野球 2022年6月の話題
柏市少年野球春季大会

豊上ジュニアーズⅤ3
第46回柏市少年野球春季大会(オークスベストフィットネス旗争奪)は5月21日、同市の柏ビレッジで決勝があった。豊上ジュニアーズAが四回コールドで光ケ丘シャークスを下し、3年連続5度目の優勝を果たした。3位は豊上Bチームだった。
▽決勝
豊上ジュニアーズA | 0-2-2-4 | 8 |
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光ケ丘シャークス | 0-0-0-0 | 0 |
⚾…豊上がバント安打で走者をため、大量点につなげた。「長打を期待するよりも、確率は高い」と高野範哉監督。全日本学童軟式野球県予選を控え、試しておきたい戦術だった。
先発の常田幸泰投手は3回まで投げ被安打2、無失点。球数は35球だった。
今年度から新ルールが適用され、投手が1日に投げられる球数は70球(4年生以下は60球)まで。「70球以内で6回を投げ切るのが理想。無駄なボール球を投げないようにしたい」と常田。エースとして、主将としての自覚は十分だ。
三回の守備で高野監督を喜ばせたのが、二盗を刺した佐々木悠汰捕手のプレーだ。正捕手を故障で欠いているだけに、佐々木の急成長は頼もしい。
◇
第42回全日本学童軟式野球県予選は6月5日に決勝があり、豊上が千葉市原マリーンズ(市原)を18―1で下して3大会連続4度目の優勝を果たした。豊上は2大会連続で全国大会3位。悲願の全国制覇をめざす監督、選手の意気込みなどを次号で報告する。
柏市少年野球低学年春季大会

豊上ジュニアーズ圧勝
第24回柏市少年野球低学年春季大会(広島建設セナリオハウス旗争奪)は5月29日、同市の柏ビレッジで決勝があった。豊上ジュニアーズAが増尾レッドスターズAに24―2でコールド勝ちし、5大会連続7度目の優勝を果たした。3位は四小地区少年野球クラブAだった。
▽決勝
豊上ジュニアーズA | 6-13-5 | 24 |
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増尾レッドスターズA | 1-0-1 | 2 |
⚾…先攻の豊上打線は相手投手の立ち上がりを攻め、打者一巡の猛攻で6点を先制した。さらに二回に13点、三回に5点を加え大量24得点。4打数3安打の3番石井岳を主軸に、ベンチ登録の全ての選手が出場し、全員野球を展開した。守っては、加藤朝陽、遠藤龍之丞の両投手が2失点に抑えた。
対する増尾は決勝トーナメントを完封勝利で勝ち進むも、優勝へのプレッシャーで決勝ではミスを多発。実力を発揮できなかった。
豊上の加藤秀和監督は「ミスも少なく守備はよかった。バッテリー中心のチームづくりはまだまだこれから。次はロッテ旗で優勝を狙う」と意気込んだ。中村大翔主将は「優勝できてめちゃくちゃうれしい。みんなが打ってくれて勝てました」と喜びを爆発させた。