少年野球 2023年11月の話題
柏市低学年秋季

豊上A「兄弟対決」制す
第32回柏市少年野球低学年秋季大会(朝日スポーツキッズなど協賛)は11月3日、同市の柏ビレッジで決勝があった。豊上ジュニアーズ同士の「兄弟対決」となり、4年生チームAが3年生チームBを7―2で破った。豊上の優勝は2年ぶり8度目。3位は増尾レッドスターズAだった。
⚾…豊上Aが「兄」のプライドで逆転勝ちした。2―2の四回、神林駿采と福井陽大の2点適時三塁打などで一挙5点。投げては2番手の土屋孝侑が3回被安打2、無失点の好リリーフをみせた。
土屋は制球力が持ち味の技巧派投手。けん制も上手だ。一塁けん制でアウトを三つ奪った。
主将の福井は「先制されて嫌なムードだったが、二回に1点を返したのが大きかった」。2年後の全国大会出場を見据え、「守備が課題。イージーミスをなくしたい」という。
福井は兄の勇翔(中学2年)にあこがれ、目標にしている。豊上の主力選手として2年前の全国大会に出場し、3位になった。「兄のように投打で活躍できる選手になりたい」。福井はそう思っている。
9月に開催されたロッテ旗大会は初戦敗退と悔しい結果に終わったが、加藤秀和監督の評価は変わっていない。「素質のある子が多いので、力を発揮できるようになってほしい」と期待をにじませた。
▽決勝
豊上ジュニア―ズB | 2-0-0-0-0 | 2 |
---|---|---|
豊上ジュニア―ズA | 0-1-1-5-X | 7 |