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第34回 近隣市町中学校剣道大会

第34回 近隣市町中学校剣道大会

大将戦制し、3大会ぶり
逆井中(男子)優勝!

県内の中学生剣士が日頃の技を競う「第34回近隣市町中学校剣道大会」(松戸市教育委員会など主催、朝日新聞社など後援)が6月13日㈯、松戸運動公園体育館で行われた。中学剣道総体の前哨戦ともいえる今大会には、男子65校、女子59校が参加。約850人の剣士たちが竹刀を交えた。
試合は、男女ともに団体戦、トーナメント方式で行われた。男子は逆井中が3年ぶり5度目の優勝。女子は絶対女王となる東京学館浦安中が6年連続6度目の優勝を果たした。そのほか、地元東葛勢は松戸二中が男女ともに3位入賞した。
男子決勝は、先鋒戦を浦安に取られた逆井中だったが、次鋒の上野将(3年)、中堅の伊藤一優(1年)が勝利し2―1に。副将戦を落とした逆井中は大将の宮内友也(3年)に勝利が託された。大将戦は宮内選手の面が決まり1本。その1本を凌ぎきり逆井中が浦安のアベック優勝連覇を阻止した。女子決勝は危なげなく勝ち進んだ浦安が長狭中(鴨川市)に2―1で優勝を決めた。
試合後、男子優勝の逆井中宮内主将は「浦安は本当に強かった。練習の成果が発揮できて良かったです。総体も県大会優勝を目指します」と厳しい練習を思い返しながら総体への意気込みを語ってくれた。井上雅仁監督は「普段練習でがんばっている成果が出た。浦安さんにはずっと負けていたので勝利できてうれしい。本当に生徒たちががんばってくれた」と選手を称えた。
女子優勝の東京学館浦安中学校の平美羽主将は「昨年優勝した先輩たちには追いついていないが、一致団結して戦えたことが優勝につながりました」「連覇のプレッシャーはプラス要因となり奮起できました。県大会は優勝目指してがんばります」と語ってくれた。高橋正好監督は「会場に来て他の先生方に連覇のプレッシャーはかけられました」「伝統ある大会で優勝できたことが生徒には自信になったと思うので、総体は一試合一試合大事に戦い、優勝を目指します」と気を緩めずに戦いに臨む姿勢を語ってくれた。

第34回 近隣市町中学校剣道大会


主な結果は次のとおり。
【男 子】
優 勝=逆井中
準優勝=東京学館浦安中
3 位=松戸二中・二宮中(船橋市)

【女 子】
優 勝=東京学館浦安中
準優勝=長狭中
3 位=松戸二中・銚子五中



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