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朝日スポーツキッズ 1月新春号の1面話題
朝日スポーツキッズが選んだ
2015ベストアスリート
2015ベストアスリート
わが街から全国に羽ばたいた小中学生アスリート5組の素晴らしい活躍を称え記念のメダルを贈呈!
栗ヶ沢中 弓道部 松戸市立 栗ヶ沢中学校
みんなの支えをパワーに女子弓道部日本一
昨夏行われた「第12回全国中学生弓道大会JOCジュニアオリンピックカップ大会」の女子団体戦で、松戸市立栗ヶ沢中学校が悲願の初優勝を達成した。
団体戦は女子の部に43チームが出場。予選上位16チームによる決勝トーナメント方式で行われ、千葉県代表の栗ヶ沢中はチームワークで勝ち進み、決勝では東京都代表の桜修館中と激突。8―6で強豪校を下し全国制覇を成し遂げた4選手。優勝を決めた瞬間、東口愛美部長(3年)は「今まで目標にしてきたことが達成できたので、とてもうれしかったです。支えてくれた多くの方への感謝の気持ちがあふれてきました」とにっこり。「強敵で良きライバルの松戸六中の応援もうれしかった」とよろこびを語ってくれた。髙瀬麻里さん(3年)は、「頭の中真っ白で、実感が沸いたのは2日位あとでした。本当に充実した夏だったと感動的な気持ちになりました」と振り返った。稲川葉月さん(3年)は「今までの緊張が一気に感動に変わった。高校でも弓道部に入り、インターハイ優勝を目指します」と目を輝かせた。個人女子の部でも8位入賞を果たした倉家あさひさん(2年)は「最初は実感をもてませんでしたが、奥田先生や山岡先生の涙を見て、ただただうれしかったです」と話し、「来年の全国大会で2連覇を目指します」と力強く意気込みを語った。
加藤優弥くん 松戸市立根木内小学校6年 カザックスレーシングチーム所属
ワールドインラインカップ仁川大会小学生の部優勝
昨年5月、韓国・仁川で開催されたインラインスケートの世界大会「ワールドインラインカップ仁川大会」小学生の部で松戸市立根木内小6年の加藤優弥くんが見事、優勝の快挙を達成した。
加藤くんは、インラインスケートで10キロコースの道路を走り出場者約100人中、ラストスパートで他の追随を許さず17分53秒のタイムで世界一に輝いた。
インラインスケートは、アイススケートの刃の部分が車輪になっているローラースポーツの一種。加藤くんは小学1年の時に所属のカザックスレーシングチームに入会。2年からスピード競技を本格的に始めたという。「スピードと、かけ引きが面白い。相手とのかけ引きが勝負」と競技の魅力を語る。週に3~4回の練習は体力づくりと基礎練習が中心。松戸中央自動車学校の休校日にコースを借りるなど、練習場確保には苦労も多いという。
今回の快挙について「世界の人たちと接することができ、いい経験になった。初の国際大会だったので正直不安だったが、優勝できてとてもうれしかった」と笑顔で振り返る。「来年も国内外で優勝したい。中学生や年上の人と同じカテゴリーになるので何とかくらいついていきたい。インラインスケートがオリンピック種目に選ばれたら日本代表になれるようにがんばります」と力強く意気込みを語った。今後の加藤くんの活躍に注目だ。
片岡大河くん 柏市立第五小学校4年 パラエストラ所属
全国少年少女レスリング選手権男子4年生28㎏級の頂点に
昨夏行われた「第32回全国少年少女レスリング選手権大会」で、柏市立第五小学校4年生の片岡大河くん(パラエストラ所属)が男子4年生28㎏級で優勝、全国制覇を達成した。
中学2年生の姉がレスリングをしていた影響で、毎年優勝者を輩出するほどの強豪クラブに通い始めたという片岡くん。前回大会で敗退した選手にリベンジを誓い厳しい練習にも弱音を吐かず、週4回、クラブでのトレーニングに励み、技を磨いてきたという。自宅では、母親が作る栄養満点の手料理で力をつけたと話す。「自分より背の高い選手もいたけど、優勝する自信はありました」と堂々と話す。全国大会を振り返り「以前に負けた相手との準々決勝と決勝で勝利し、優勝できたのがうれしかった」と笑顔で語ってくれた。
「今年は全国連覇を狙い、全国少年少女選抜大会の2冠を目指す」と力強く語る片岡くん。将来の夢は「オリンピックに出場して、金メダルを獲りたい」ときっぱり。東京オリンピックへの夢が膨らむ片岡くんの活躍に期待したい。
山鹿辰士くん 流山市立長崎小学校3年 GSW所属
全国少年少女レスリング選手権男子男子3年生25kg級を制す
昨夏、国立代々木競技場第一体育館で行われた「第32回全国少年少女レスリング選手権大会」で、流山市立長崎小学校3年の山鹿辰士くん(GSW所属)が男子3年生25㎏級で優勝した。
レスリングをしていた兄の影響で、「僕もやる」と年長の秋から始めた山鹿くんは、技の中でも「立ち技好き」とにっこり。
週3回、クラブでの猛練習に励み、父親が時間のある時は、帰宅後に夜練習。自宅2階へ階段を使わずに天井から吊るした縄で上がり腕力を強化。1年生の時からは、毎朝雨の日も父と兄と3人で3~5キロメートル走って鍛えているという。集中力を高めるためにも練習前に宿題を終わらせるなど、自己管理もしっかり。まだ低学年のため減量は考えてないが、大会が近づくと筋肉を落とさず体重オーバーしないよう、鶏の胸肉や、ささ身をメニューに盛り込むなど家族みんなでサポート。
「一昨年は3位だったので、1年間沢山練習をしました。優勝できて本当にうれしかった」と語る山鹿くんの今後の目標は、「大会2連覇」と意欲満々だ。小さなレスラーの活躍に期待が膨らむ。
石川英沙さん 松戸市立第一中学校3年
全日本中学陸上で大健闘 800m・2位、1500m・3位
昨夏、札幌市厚別公園陸上競技場で行われた「第42回全日本中学陸上競技選手権大会」女子の部で、800m2位、1500m3位と大健闘を見せた石川英沙さん。「前回は心の面で負けたので、今回は気持ちで持っていくようなレースができてよかった」と全国大会で得た好記録を振り返ってにっこり。「家族と顧問の先生が一番に『おめでとう』と駆けつけてくれました。自分の走りで周りを感動させられるところがとてもうれしいし、好きです」と周りのことを想う優しい中3生だ。
小学校のマラソン大会で走りに目覚めたという石川さんは、中学で陸上部に入り本格的に練習を開始。普段から力まないで走るよう心がけ、好きな甘いものもセーブして自ら体調管理。「主食は米です。すぐにエネルギーになるから」と笑顔で話してくれた。
名前のエイシャは、ASIAの英語読みで、両親の「アジアの華のようになって欲しい」との願いが込められているという。新しいシューズには、必ずお母さんに「Eisha ZK」と書いてもらう。ZKは『絶対勝つ』の意。
今後は「高校で4分30秒を切って優勝し、インターハイで2種目優勝を目指したい」ときっぱり語る頼もしいアスリートに期待大だ。
申年生まれ
年男年女にアンケート
2015ベストアスリート
「朝日スポーツキッズ」では昨年も多くのスポーツ大会を取材。小さなアスリートたちのがんばる姿にたくさんの元気をもらいました。今年もひたむきに前へ前へ進む選手の活躍に迫ります。
金子拓海くん(あびこラグビースクール)
①所属チームの魅力。どんなところが好きですか?
①みんながまとまって、楽しく声かけしながらラグビーできること
②平成27年度の試合・大会で一番心に残っていることは何ですか?
②負けてしまいましたが、千葉との1回戦で、後半みんなで励ましあって最後まで戦い抜いたこと
③チームのPR
③一人ひとりの特技・個性を活かしてくれるチームです
④家族の反応はどうですか?
④ラグビーを通して体が大きくなってほしいと言っています
⑤家族構成
⑤両親と兄
⑥平成28年度の抱負
⑥NECカップとヒーローズカップの優勝を目指したい
⑦将来の夢
⑦日本代表スタンドオフになって、世界一のニュージーランドを倒すこと。サントリーの小野選手を目指しています、もちろんNECの田村選手は憧れです
佐藤なつみさん(豊上ジュニアーズ)
①所属チームの魅力。どんなところが好きですか?
①負けず嫌いが多く、気持ちで勝つチームです
②平成27年度の試合・大会で一番心に残っていることは何ですか?
②日ハム旗の千葉県大会2回戦。自分たちの実力が出せず悔しい思いをした
③チームのPR
③練習は厳しいが、野球の楽しさを学べるチームです
④家族の反応はどうですか?
④兄が野球をしていたのを見て始めたこともあり、みんな応援してくれています
⑤家族構成
⑤両親と兄
⑥平成28年度の抱負
⑥全国大会に出場する!
⑦将来の夢
⑦女子プロ野球選手と東京オリンピックに出場したい!
宮本源志朗くん(五本松ドッジハンターズ)
①所属チームの魅力。どんなところが好きですか?
①強くて大会で優勝できるのが楽しい
②平成27年度の試合・大会で一番心に残っていることは何ですか?
②夏の県大会で負けたのが悔しい
③チームのPR
③みんな仲がいい。コーチの厳しさも自分のためになっていい
④家族の反応はどうですか?
④強くなって欲しいと応援してくれている
⑤家族構成
⑤父、母、姉と自分の4人です
⑥平成28年度の抱負
⑥いっぱい優勝して悔いが残らないようにしたい
⑦将来の夢
⑦建築士になって一軒屋を建てたい
篠原美咲さん(白井アスレチックアカデミー)
①所属チームの魅力。どんなところが好きですか?
①学校より早い人が多いので、ライバルも増えて成長を感じられるところ
②平成27年度の試合・大会で一番心に残っていることは何ですか?
②千葉キッズ陸上競技大会(100m)で優勝したこと
③チームのPR
③競技ごとに組を分け、タイムに合わせた教え方をしてくれるところ
④家族の反応はどうですか?
④とても応援してくれています
⑤家族構成
⑤父・母・姉
⑥平成28年度の抱負
⑥リレーで全国大会へ出場
⑦将来の夢
⑦世界で活躍できる陸上選手、オリンピック選手
宮塚雄大くん(ペガサスジュニアFC)
①所属チームの魅力。どんなところが好きですか?
①最後まであきらめないで頑張るところ
②平成27年度の試合・大会で一番心に残っていることは何ですか?
②いつも負けていたチームに勝って東葛決勝トーナメントに進むことができたこと
③チームのPR
③チームワークが良く、信頼し合っているところ
④家族の反応はどうですか?
④いつも応援してくれる
⑤家族構成
⑤父・母・兄・妹
⑥平成28年度の抱負
⑥市内大会優勝。全勝で勝って関東大会に出場する
⑦将来の夢
⑦プロサッカー選手になって海外のチームで活躍する