トップニュースNews
松戸市少年野球春季大会
大橋みどりファイターズ
涙のサヨナラ勝ち
▽決 勝
松戸スラッガーズ
201003 6
201121X 7
大橋みどりファイターズ
「第41回松戸市少年軟式野球連盟春季大会」は5月1日(日)、紙敷球場で決勝があり、大橋みどりファイターズが松戸スラッガーズに7―6でサヨナラ勝ち。4年ぶり2度目の優勝を果たした。大会は4月16日(土)に開幕。18チームによるトーナメント戦が行われた。5年生以下のジュニア戦も同時に開催。常盤平ボーイズが参加13チームの頂点に立った。
6―6で迎えた六回裏、大橋は先頭の三浦元希君のヒットと死球などで1死二、三塁とサヨナラのチャンス。四番児島倫太郎君のショートゴロで本塁を突いた三浦君はアウトになったが、関戸悠人君がピッチャー強襲の内野安打を放ち、白熱の好ゲームに終止符を打った。
絵に描いたようなシーソーゲームだった。初回、松戸が加藤碧君の三塁打で2点を先取すると、大橋はその裏、タイムリーヒット2本ですかさず同点とした。
三回、松戸が四球を足がかりに勝ち越すと、大橋はその裏、1死三塁から内野ゴロの間にランナーが還り、すぐに追いついた。
大橋は四回に1点、五回には石塚悠真君の2点二塁打で6―3とリード。勝負あったかにみえたが、松戸が驚異の粘りをみせる。六回、押し出しの四死球3つで試合を振り出しに戻した。
勝敗を分けたのは、主軸打者がチャンスで実力を発揮できたかどうか。大橋は7安打のうち、クリーンアップの3人で5安打。役割をきっちりと果たした。
優勝が決まった瞬間、大橋ナインとベンチ、応援席は歓喜に包まれた。抱き合って泣いている選手もいる。
西原大助監督は「最後まで集中して、よく頑張ってくれました。チームが一丸となって手にした優勝。子どもたちに、ありがとうと言いたい」。ともに汗を流したコーチ、保護者やOBのサポート、地域の人たちの協力にも感謝した。
▽準決勝
松戸スラッガーズ 3-2 野菊野ファイターズ ※特別延長
大橋みどりファイターズ 9-2 常盤平ボーイズ
第18回少年相撲柏大会
柏二中の藤田一翔君
流血にも負けず柏相撲で優勝
柏をはじめ、県内各地や東京、埼玉、神奈川など近隣から未来の大相撲を目指す約320人の少年少女が参加した「第18回少年相撲柏大会」(柏市相撲連盟主催)が柏市中央体育館相撲場で5月3日(火・祝)に開かれた。
個人戦の部、団体戦の部に分かれ各部門の優勝を目指して熱戦が展開した。応援に駆けつけた家族ら大勢の観客も土俵際での激闘に大声援。会場は、大いに盛り上がった。
中学1年生の部では、準決勝で相手の肘が鼻に当たり出血した柏二中の藤田一翔君が、痛みをこらえて臨んだ決勝で見事、優勝した。
前回大会、姉弟優勝で注目を集めた西島悠来君(柏相撲少年団)は、小学4年生の部で貫禄の連覇を達成。姉の西島乙花さん(柏相撲少年団)は、惜しくも準決勝で敗れ、3位となった。