朝日スポーツキッズ

お問い合わせ
Tel.04-7143-4021
トップページ > トップニュース

トップニュースNews

朝日スポーツキッズ 2020年2月の1面話題

第39回カリフ・マルエス旗争奪少年野球大会

柏・豊上ジュニアーズ連覇

▽決勝

リトルイーグルス0-0-1-2-03
豊上ジュニア―ス1-2-9-0-X12


 第39回カリフ・マルエス旗争奪少年野球大会(朝日スポーツキッズ協賛)は2月9日、流山市のおおたかの森スポーツフィールドで決勝があり、豊上ジュニアーズ(柏)がリトルイーグルス(我孫子)を12-3で破り、2年連続2度目の優勝を果たした。昨秋に発足した5年生中心の新チームの戦力を占う重要な大会。豊上が圧倒的な強さで68チームの頂点に立ち、悲願の全国制覇へ向け好発進した。3位は野菊野ファイターズ(松戸)だった。
⚾…豊上は点を取るのがうまい。「一つでも先の塁を陥れる」意識が徹底している。相手チームにしてみれば「いつの間にか点を取られている」感覚になるのではないだろうか。
 初回の先制点は2アウトから。レフト線二塁打の藤川倖生君が三盗を試み、捕手の悪送球で生還した。二回に相手守備のミスをついて無安打で2点を追加すると、三回には打者13人の猛攻で一挙9点。機動力を生かした多彩な攻撃で、一気に勝敗を決めた。
 豊上は昨秋、5年生チームが競う日本ハム旗関東学童軟式野球秋季県大会で初優勝。勢いに乗り、関東大会も制した。昨夏の高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会で準優勝した強豪、茎崎ファイターズ(茨城県)を決勝で破っての優勝だけに価値が高い。
 この快進撃を牽引しているのが主将で右腕エースの藤川君と、左打ちの強打者で捕手の荒井優聖君だ。昨年の全日本学童全国大会で3位に入った前代表チームでレギュラー入り。荒井君は4番を打った。
 大舞台での経験が2人を一段と成長させた。先発した藤川君は3回3分の1を投げて1失点。ひじを故障していた左腕エースの石井翔君が復調すれば投手力は万全だ。藤川君は打撃センスも非凡で二塁打2本を含む3安打2打点。荒井君も3安打3打点の活躍で、抑え投手としても登板した。



第39回松戸市長杯争奪少年サッカートーナメント大会

トリプレッタ延長V

 第39回松戸市長杯争奪少年サッカートーナメント大会は2月11日、同市の千駄堀多目的スポーツ広場で6年生大会の決勝があり、トリプレッタSCがまつひだいSC(A)を延長の末に2-1で破り、優勝を果たした。3位決定戦は常盤平少年SCがFCトリムジュニアを4-0で下した。

▽決勝
トリプレッタ2―1 まつひだい

 スコアが動いたのは後半のロスタイム。トリプレッタの主将、森﨑真太君のフリーキック(FK)がディフェンス(DF)ラインの裏へ。吉岡颯汰君が肩でトラップしてゴールキーパー(GK)をかわし、無人のゴールに流し込んだ。
 2分のロスタイムも残りわずか。おそらく最後になるだろうワンプレーで、まつひだいが追いつくとは誰が予想しただろうか。川上稜空君の同点弾が決まった直後に、試合終了のホイッスルが鳴った。
 延長の前半2分。トリプレッタがこの試合2本目のコーナーキック(CK)を獲得した。キックの正確さには定評がある森﨑君の左CK。ファー(遠い)サイドにいた吉岡君が今度は頭でネットに突き刺した。
 フルサイズ(105×68㍍)の広いピッチで行われたこの試合、ボールポゼッション(支配率)はまつひだいが上回った。シュートの本数も、まつひだいの12本に対してトリプレッタは3本。3本目のシュートが決勝ゴールとなった。
 今年度最後の市大会。有終の美を飾ったトリプレッタの石井達也代表は「50分戦ったうち、40分はまつひだいのゲーム。防戦一方だったが、サッカーは点数なんですよね」と話し、こう続けた。
 「勝ち負けよりも、このゲームの中で自分に何が出来て、何が出来なかったか、見つけてほしかった。この子たちを成長させてくれる延長戦だった」
 破れたまつひだいの廣田大輔監督は「内容的には悪くなかった。勝ち切れないのは技術以外の何かが足りないから。その何かに自分で気づいてほしい」。選手たちの実力を認めているからこその苦言であり、さらなる成長を願ってのエールでもある。





ページトップへ戻る

過去の1面

今月の朝日スポーツキッズ

WEB写真館

SITE MENU

Copyright(C) Asahi-Resuka All Rights Reserved.