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朝日スポーツキッズ 2020年12月の話題
サッカー 柏市民体育大会・6年生の部
沼南PK戦制し優勝
サッカーの第66回柏市民体育大会は12月5日、同市の逆井運動場で6年生の部の決勝があり、沼南JFCがアクティブ柏をPK戦の末に破り、優勝した。3位は柏マイティーと柏ラッセル。この上位4チームに柏レイソルTOR'82を加えた5チームは、柏市代表として来年1~2月の東葛地区大会に出場する。
▽決勝
沼南JFC | 1 | 1前0 0後1 2pk1 |
1 | アクティブ柏 |
○…前後半40分を終了して1―1。5分ハーフの延長でも決着がつかず、PK戦に突入した。沼南のGK細谷唯葵(ゆうき)君が相手PKを3本セーブし、2―1で勝利。準決勝に続いてのPK勝ちで、23チームの頂点に立った。
沼南の先制ゴールは連係プレーから生まれた。前半10分、MF二野宮颯君が右サイドを崩してクロス。FW深山拓未君が後ろに落とし、フリーのDF荒井陽向君が右足で左のサイドネットに決めた。アクティブ柏は後半15分、FW田中晴也君のゴールで追いつく粘りをみせた。
沼南の選手たちは準決勝、決勝と1日2試合、フルサイズ(100×64㍍)のフィールドで100分間、戦い続けた。そのモチベーションになったのが「監督への感謝」だ。主将のDF阪口友介君は「東葛大会で優勝し、恩返しがしたい」と力を込めた。
松浦泰治監督が試合を振り返る。「人が動くことによって、ボールが後ろから追っかけてくるようなサッカーをめざしている。理想的なサッカーではなかったが、闘う気持ちはしっかり出ていた。力強く戦えていた部分で評価はできる」
指導者として約20年のキャリアがある。表彰式のあと全選手から優勝メダルを首にかけてもらい、「長くやっていれば、こういうこともあります」と喜びをかみしめていた。
サッカー 3、4年の2部門
柏レイソルTORが制覇
柏市民体育大会の3、4年生の部は柏レイソルTOR'82が優勝。5、6年生がシード枠で東葛地区大会への出場を決めているため、全学年が同大会に進出。
3、4、5年生の東葛地区大会は年内すでに終了し、4、5年生が優勝。3年生が3位と大健闘した。
柏大会で3年生は、全4試合無失点、得点24と他を圧倒した。松井智明コーチは「初タイトルだったので、自信につながって欲しい」「出場時間が少なかった選手は悔しさを、多かった選手もさらなる成長を。個もチームもレベルアップしていけたらと思っています」と話した。キャプテンの宮川永大君は「現状に満足しないで強い相手と戦っていけるようなチームになっていくのが目標です」と意欲満々だ。
4年生は、全5試合で38得点と高い攻撃力を見せつけた。キャプテンの阿部蓮也君は「今後も優勝できるように頑張ります」と力強く話した。久保光正コーチは「全国に行けるように頑張ります」と健闘を誓った。