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朝日スポーツキッズ 2021年4月の話題
3人制バスケットボール
印西初のプロチーム誕生
「インザイ・ライノス・ドットエグゼ」
印西市に3人制男子プロバスケットボールチーム「INZAI RHINOS. EXE」(インザイ・ライノス・ドットエグゼ)が誕生した。同市初のプロスポーツチームで、チーム名を市内の小学生から募集した。同市を本拠にトッププロリーグ「3×3. EXE PREMIER」(スリー・エックス・スリー・ドットエグゼ・プレミア)に参戦する。
チームマネジャーの関口智哉さんが地元の中学校出身でバスケの選手だった。「目標となるチームがあればいいなと思っていた」との思いから印西市バスケットボール協会の協力を得て市と交渉、同市のホーム化が実現した。
地元密着型のチームづくりの第一歩として、チーム名を小学生のミニバス男女計14チームから募集した。各チームから様々なネーミングが寄せられた。ライノスは英語でサイの意味があり、市のマスコット「いんザイ君」にもちなむ。
3月20日、市内の松山下公園総合体育館で命名者へ記念品贈呈式があった。名付け親となった高花MBCの高橋一世君(西の原小学校6年=当時)に選手のサイン入り色紙とチームの帽子が贈られた。
20~30代の選手6人の代表として出席した下岡知生選手は「日本全国、世界に印西の名を響かせるよう努力したい」と語った。
サポートしてきた同協会の小暮文秋会長は「小中高校の選手の目標となり、ぜひとも五輪選手も輩出してほしい」と期待する。
★3×3. EXE PREMIER
3人制のルールを統一した国際バスケットボール連盟(FIBA)承認のプロリーグ。東京五輪の正式種目。日本では今季、男子42チームが全国七つのカンファレンスに分かれて戦う。