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サッカー東葛地区6年生の部

柏レイソルTORが優勝

　東葛地区少年サッカー大会は2月19日、柏市の逆井運動場で6年生の決勝があった。柏レイソルA.A.TOR'82とカナリーニョFCの柏対決になり、TORが5―0で快勝した。まつひだいSC、新松戸SCの松戸勢が3位だった。

▽決勝
柏レイソルTOR 5-0 カナリーニョFC

⚽…開始わずか45秒、進藤暖真のゴールで先制したTORが攻撃のリズムをつかみ、いずれも連係プレーから得点を重ねた。西野陽稀主将は言う。
　「サイドから崩してワンタッチ、ツータッチでボールを動かし、ゴールまでもっていく。理想的なサッカーで、気持ちよく勝つことができました」
　2点目が象徴的。中盤でボールをキープした成田舵里のパスを西野が左サイドに振り、ドリブルで持ち上がった大越陽太のクロスに中央へ飛び込んだ福島啓太が右足を合わせた。
　指揮を執った渋澤一郎CEOは「8人制から11人制に移行する準備段階。(その過程で)基礎から見直した成果がでた」と評価。将来的には「個人戦術を持った選手になって、トップチーム(社会人)に帰ってきてほしい」と期待する。

4年生もTOR
　3～6年の学年別に東葛一を競う大会。TORは4年生の部でも優勝した。
　どうしても勝ちたい理由があった。昨年度の大会でTORは4～6年生の3部門を制覇。唯一、優勝を逃したのが3年生だった。
　3年時から指導してきた松井智明コーチは「厳しい試合を経験するなかで、1戦1戦、成長できたかなと思う」と振り返り、手元を離れていく選手たちにこうエールを送る。「楽しむサッカーから、個々の戦術など本質を学んで成長していってほしい」