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我孫子･卒業記念手賀沼大会

アミスター 高野山下し初優勝

　我孫子市サッカー協会主催の卒業記念手賀沼サッカー大会(朝日新聞販売所我孫子支部後援)は3月21日、同市の利根川ゆうゆう公園で決勝があり、FCアミスターAが高野山SSSに2―1で勝利し、初優勝を決めた。
　大会には市内10チームが参加した。

▽決勝
アミスター 2-1 高野山

　⚽…「今年度は高野山に勝てていない」と話す小久保栄治監督率いるアミスター。初戦、準決勝と2試合共に7―0で快勝し、県内有数の強豪チーム、高野山との決勝に臨んだ。
　序盤、高野山が主将の落合駿にボールを集め、果敢に攻撃を仕掛け、前半18分、大場風槙が先制ゴールを決めた。後半、小久保監督の采配が的中した。小久保まいと、主将の畑山哉翔を守備から攻撃にポジションを変更し、反撃開始。「守備はチームメートに任せたので、点を決めないといけない」と畑山は7分、高野山守備陣の裏に抜け出し、同点ゴールを決めた。「ゴールを決めてからはチームの雰囲気もすごくよくなった」と畑山が話すように、追加点を狙って猛攻を仕掛けたアミスター。9分、右サイドを抜け出した畑山がクロスを上げると逆サイドから走り込んだ古川麟太郎が頭で合わせ見事、逆転。ライバルを下し、アミスターが有終の美を飾った。MVPに輝いた畑山哉翔さんは「みんなで喜んで終えることができてよかった」とにっこり。
　小久保監督は「おめでとう。よくがんばった。まだ通過点なので、中学に行ってもがんばって」と激励し、送り出した。